81年生まれが投資による資産運用を真剣に考える

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株を持つのは「耳をつかんで狼を持つようなものだ」

   

株は必ずしも上昇するとは限らず、下がってしまうことも多々あります。

株を持つと、そういったある種の気持ち悪さから、早々に手放してしまいたい心理が働くものです。

しかし、株を手放したら実はそこが底で、どんどん株価が上がっていって手放したのを後悔するケースも良くあることです。

株を持つということを、端的に表現した言葉があります。

株を持つのは耳をつかんで狼を持つようなものだ。

2016年1月の相場を振り返った時の言葉

「耳をつかんで狼を持つようなものだ。」

この言葉は、バラック・ヤード・アドバイザーズのCIO、マーチン・ルクラーク氏が表現したものです。

2016年1月、中国の景気後退と原油安により、米国市場も株価がみるみるうちに下がっていきました。

1月は含み損が増え続ける、投資家にとって厳しい月でした。

含み損が増えて良い気分になる人は少ないでしょう。

株を持つことによる気持ち悪さから、株を手放してしまいたい衝動にかられます。

ところが、株価は2月で底を打ち、2016年はそれ以降は右肩上がりで上がる続けることになりました。

株を持つと気持ちが悪い時があるけど、手放すのはもっと良くない

それをうまく比喩したのが、上述の「耳をつかんで狼を持つようなもの」という表現だというわけです。

ちなみに、マーチン氏の発言の情報もとは「バロンズ拾い読み」です。

ただし、米国市場の話

たしかに、最もな話だと思います。

米国の優良企業の株であれば、含み損だからといって簡単に手放してしまうのは賢明とは言えません。

ですが、日本株はどうでしょう?

ド天井で買ってしまったら、何年も、ヘタすればずっと天井に戻ることがないかもしれません。

日経平均は1990年に4万近くまで上がりましたが、2017年現在はせいぜいその半分しか戻っていません。

27年前に買った投資家は、今も含み損を抱えているのです。

狼の耳を持ち続けた方が良いのは、米国市場を前提とした話だと認識したほうがよさそうです。

米国株の優良銘柄は持ち続けることで富を増やせる可能性が高いですが、日本株は持ち続けても報われるとは限らない、というのが私の考えです。

優良米国株はホールド!

優良企業の米国株は含み損が増えて、まさに「狼の耳を持っているような」気味の悪さだとしても、ホールドし続ける価値は十分にあります。

今でいえば、KO(コカ・コーラ)がそこそこ含み損ですが、全く売るつもりは無く、むしろ買い足す機会をうかがっているぐらいです。

米国株は含み損が増えても売らず、常にホールドし続けます。

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