テンセントへの投資は2つの要因につき、しばらく控えます
2018/08/16
中国の巨大企業、アリババとテンセントはグーグルの持ち株会社・アルファベットを凌ぐ成長率を見せており、NY市場に上場しているアリババ(BABA)の株は買ったのですが、テンセントも時期を見て買う予定でした。
が、ちょっと気になるニュースが入ってきたので、当分の間、購入するのは控えようと思います。
そのニュースは下記です。
テンセント劉熾平総裁、自社株100万株を売却
Yahooファイナンス(リンク切れ) より
また、予想EPSが1週間前から激減していることも懸念材料です。
関連記事>>>【アリババ・テンセント】中国企業の圧倒的実力に度肝抜かされた!!
トップが自社株を売却・・・
2018年3月27日、テンセント社長・劉熾平氏が自社株を100万株売却したとのことです。
適当にググって見つけた中国サイトによると、株価434.3624香港ドルで100万株売却し、4.34億香港ドルの資金を得たそうで、これにより劉熾平氏の持ち株は4,596.8万株になったそうです。
中国サイト>>>https://www.hksilicon.com/articles/1567003
47百万株持ってたのが46百万株になったということで、割合から見ると大したことはなさそうです。
しかし社長が自社株を売却するのはあまり良い現象ではありません。
社内の人間が自社株を買うのは、自社に対して強気の見通しを持っている証拠なので安心材料になりますが、その逆はいかなる事情があるにせよ、ネガティブな印象を持ってしまいます。
予想EPSが激減!
それだけではありません。
テンセントの2018年、2019年の予想EPSが過去7日間で激減しているのです。
2018年の予想EPSは10.98→8.65に、2019年は14.58→11.41と激減しています。
理由は分かりませんが、不吉な予感がします・・・。
手出し無用!
社長の自社株売却と、予想EPSの激減で、今テンセント株に手を出すのは好ましく無いと思うようになりました。
ライバルのアリババは株価はイマイチだけど、そんなに悪いニュースは出ていません。
ずっと欲しかったテンセント株、当分は購入せず様子をうかがうことにします。