100万円ってカネがどういうカネなのか、分かってるのか?
2016/10/09
「100万円ってカネがどういうカネなのか、分かってるのか?」
今日、「闇金ウシジマくん Part3」を映画館で視聴しました。
ウシジマくんは名前は聞いたことがあるものの、映像でもマンガでも見たことはありませんでした。
最近よく「ウシジマくん」という言葉を目にするので、せっかくだから今上映している映画を見てみようと、今日スクリーンに足を運んだわけです。
予備知識はありませんでしたが、素直に楽しむことができました。
冒頭のセリフは、主人公のウシジマのものではなく、フリーターの青年の父親のセリフです。
このセリフを耳にしたとき、はて自分にとって100万円とはどういうカネなのだろうと、少し考えてしまいました。
投資の初期段階に投入する金額が、100万円だった
「闇金ウシジマくん Part3」の劇中、フリーターの青年は情報教材セミナーに無料で参加し、そこで「だれでも1億円稼げる教材」の話を聞き、教材に大金は払わないと思いつつも、”人生を変えたい”という強い意思から教材の購入を決意、親にお金を貸してくれるよう、お願いするのでした。
その教材の値段は何と100万円!!
説得シーンの両親の「何に使うんだ?」の次に出てきたセリフが、冒頭の「100万円ってカネがどういうカネなのか、分かってるのか?」というわけです。
私が貯蓄額100万円を達成したのは、20代前半の時でした。
学生時代は100万円は大金、1000万ともなると超大金、それだけ持っていれば金持ちだと純粋に信じていました。
100万円は20代前半で達成、特に感慨もなく、こんなものかと思いました。
「なぜ1億円を目指すのか?」より引用
学生にとって、100万円は大金です。
だけど、社会人になってからの100万円は確かに大金だけど、特に金持ちで無くても十分に手の届く、リアリティのある金額とも言えるでしょう。
思い返せば、投資を行うにあたり手さぐり状態で投入した金額が、100万円だった気がします。
- 2012年ごろ、貯蓄の一部である約100万円を使って、配当金&株主優待目当てで適当に日本株を購入
- 2015年8月、約100万円分、毎月分配型投資信託を購入
- 2015年12月、100万円でスイングトレード開始
100万円という金額を特に意識してないのですが、気づかないうちに投資の一つの区切りの金額としていたようです。
100万円だったら、たとえ全て失ってもリカバリが効く金額だと心の奥底で計算したのでしょう。
自分にとってのリスクの許容範囲が100万円であるとも言えます。
100万円だったら、1~2年ほど働けば貯まる金額。無くしたら痛いけど、壊滅的なダメージではない。
だから初めて投資を行うときに、リカバリできる金額である100万円をまず投じてみて、本当にその投資は成功なのか、時間をかけて見極めようとしたのですね。
うむ、すっきりしました。
100万円って自分にとってなんだろうとモヤっとしていましたが、ブログで文章化するに辺り考えを整理した結果、100万円は投資リスクの一つのボーダーラインであると認識できました。
あなたにとって100万円とは、どういうお金なのでしょう?
一度立ち止まって考えてみるのも良いかもしれませんね。