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「米国集中投資」か「国際分散投資」かお悩みのあなたへ

   

ここ数日間、ごく一部のネット上で「米国集中投資」か「国際分散投資」、どちらが良いかが議論になっています。

この記事をご覧になっているあなたも、米国集中投資にするべきか、国際分散投資するべきか、迷っておられるのかもしれません。

ある人は米国に投資することはグローバル企業への投資となり、是即ち米国のみで分散投資が成り立つと言います。

またある人は、今は米国一強だけど将来もそれが続くか不明だから、国際分散投資したほうが無難といいます。

果たしてどっちが正しいんだ!?と迷ってしまいますね。

一つの考え方として、どちらにすべきか迷っているぐらいなら、両方に投資するというのはどうでしょう?

米国を代表する株価指数・S&P500指数に連動するETF(VOO等)と、日本除く先進国の代表的な株をサポートするMSCIコクサイ指数に連動する投資信託(たわら先進国株等)、両方に投資するのです。

 両方とも一理ある

アメリカを代表する株価指数であるS&P500指数やNYダウに連動するETF・投資信託は数ある金融商品の中でもトップクラスの優良商品であると思います。

経済・軍事力共に世界最強国家であり、他者を引き付ける圧倒的なソフトパワーを有するアメリカは、20世紀の覇権国家であり、おそらく21世紀も引き続き覇権国家であり続けるでしょう。

投資においても日本とは比較にならないほど洗練されており、S&P500やNYダウに採用される超優良銘柄は基本的に右上がりです。

覇権国家たるアメリカのみを対象に投資することは、理に適っていることと思います。

一方で、「敗者のゲーム」等インデックス投資を推奨する書籍においては、アメリカ人が書いたものにも関わらず国際分散投資を推奨しています。

アメリカのみではなく世界中の国々に投資することで、より分散の効果が得られてよりディフェンシブな運用が期待されます。

こちらも理解できる意見ですね。

要するに、「米国集中投資」と「国際分散投資」はいずれも一理ある投資方法であり、どちらが正しくどちらが間違っていると決めつけることは不可能です。

 制度を利用して両方に投資する

どちらも正しいのであれば、両方に投資するのも考え方の一つです。

米国に特化した金融商品を買い、国際分散された金融商品も買う、ということです。

両方買うと結局は「国産分散投資」になってしまいますが、「より米国に比重を置いた国産分散投資」にはなります。

私はiDeCo(個人型確定拠出年金)とNISA(非課税講座)を利用して使い分けています。

iDeCoは積み立て可能な金融商品は機関に指定されており、楽天証券の「ONEたわら先進国株楽天DC」を毎月積み立てています。

これにより先進国のみですが、毎月ドルコスト平均法で国際分散投資が行われるわけです。

NISAではS&P500指数に連動したETF「VOO」と、米国の高配当株を集めたETF「VYM」を購入しています。

世界で最も優秀な米国市場に対して、非課税で集中投資を行うわけです。

これら以外にも、やはり私は米国市場は安心して投資できると考えているので、特定口座でP&Gやスリーエムといった超優良企業の個別株を買っています。

あくまでも私の場合ではありますが、iDeCoとNISAという投資家に有利な制度があるのですから、それぞれ別の金融商品を買って使い分けるのも一つの考え方です。

結局大事なのは、あなたがどうしたいか

「米国集中投資」と「国際分散投資」はいずれも一理あります。

私は米国の強さは疑いもないと認めた上で、やはりそれでも国際分散投資もした方がよさそうと考えたから、両獲りの「より米国に比重を置いた国産分散投資」という非常に優柔不断な決断をしました。

ネット上には(この記事含め)様々な意見が散見されますが、最も大事なのはあなたがどう考えているのかです。

「あのブロガーは信頼できるから、○○投資だ」とか、「ネット上では○○投資の意見のほうが多かったからそうしよう」とか、人の意見に流されるのはやはり好ましくありません。

投資するのはあなたが稼いだ大切なお金のはずです。

自分の頭で考え、自分で決断をしましょう。

冷たいように感じるかもしれませんが、投資の最高意思決定機関は外野ではなく、投資家本人であると思います。

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