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つみたてNISAはクソ!という意見に真っ向から反論する!!

      2017/10/15

10月2日、2018年から始動するつみたてNISAに向けて、金融庁は対象として届出のあった金融商品の一覧を公表しました。

インデックス運用投資信託91本、アクティブ運用投資信託14本の計105本です。

日本には5000を超える投資信託が存在するといいますから、届出のあった105本はまさに選び抜かれた投資信託といっても過言ではないでしょう。

実用に向けて着々と準備が進みつつあるつみたてNISAに対して、「つみたてNISAはクソ!」という意見を目にしました。

つみたてNISAは投資初心者を対象にした制度です。

金融庁も本気になってこの制度に取り組んでいます。

つみたてNISAを応援する者として、本記事ではつみたてNISAを良く思わない理由に対してひとつひとつ反論していきたいと思います。

つみたてNISAを良く思わない意見

ミスターマーケットさんが運営される「ミスターマーケットの日本米国株で配当投資」に、以下の記事が公開されています。

この記事になかで、つみたてNISAを良く思わない理由は以下3点だと主張しています。

  1. 対象が投資信託であること
  2. 毎月分配金型が排除されていること
  3. そもそも積立NISAの政策目的がクソ

以上の理由から、つみたてNISAはダメダメだと結論付けています。

ふうむ、ややもすると一理ある気がしないでもありません。

が、つみたてNISAは投資初心者をターゲットにしている制度であることを考慮にいれると、やはり上記主張は論理的ではないと思います。

つみたてNISAがダメダメな理由への反論

1. 対象が投資信託であること

投資信託だけじゃなく、ETFも入れてもいいのではないかという主張です。

確かにETFはあっても良いでしょう。

しかしはETFは、モノによっては

  • 最低売買金額が大きい
  • 流動性に乏しい

という欠点があります。

つみたてNISAは長期・分散投資・積立の3つのキーワードを旗印としてます。

ETFより投資信託の方が、投資初心者にとって上記3キーワードで投資が出来るものと金融庁は考えたのでしょう。

投資を始めて行う人が安心して購入できるよう、選びに選び抜かれた投資信託のみしか投資できないよう、意図的に制限を設けているのです。

ただ、優秀なETFも確かに存在します。

将来的にはETFもつみたてNISAの対象となるのかもしれませんね。

2. 毎月分配金型が排除されていること

タコ足じゃない分配金は良い分配金だから、排除する必要は無いのでは、という意見です。

世の中には、アルファ・カルテットのようなヤバイ毎月分配型投資信託が跋扈しています。

素人には到底何をやっているか分からないような難しい運用をし、ありえない額を毎月投資家に支払っているのです。

そうした投信は基準価額がほぼ確実に下落してタコ足分配になりますし、何よりも手数料・信託報酬という投資家が支払うコストが非常に高いです。

まともな毎月分配型投信でも、信託報酬は高めですし、地合が悪ければ高確率でタコ足分配となります。

私は1年半ほど毎月分配型投信を持っていましたが、円高が進んだ時期であったためなのか、タコ足分配金しかもらえませんでした。

何度も書きますが、つみたてNISAは投資初心者向けです。毎月分配型は長期・分散投資・積立の3フレーズから外れてしまいます。

初心者に健全な投資を促し、かつヤバイ投信から守るのに、毎月分配型投信を対象から外すのは理に適っています

3. そもそも積立NISAの政策目的がクソ

つみたてNISAは投資初心者が安心して投資できるよう、金融庁主導で造り上げた制度です。

従来のNISAが想定とは外れた使われ方をされた側面もあるでしょう。

投資に対する日本人の偏見を解き、正しい投資によって国民がもっと豊かになってほしいという金融庁の思いが伝わります。

つみたてNISAは立派な目的をもって誕生したのです。

しかし残念ながら、現状ではそのように思うのはごく一部の人に留まるでしょう。

まだまだつみたてNISAはアピール不足と感じます。

つみたてNISAが方々にまで普及するには、長い時間がかかることでしょう。

つみたてNISAの良さを広げていく

以上、つみたてNISAの良く無い点について反論していきましたが、こうした意見が出るのも分かる気がします。

なぜETFや株が買えないのか、なぜ年間40万円しか投資できないのか、そもそもなぜ従来NISAと分けて新しいNISAを作ったのか・・・。

疑問・不満が出るのは当然のことでしょう。

私は先日、金融庁と個人投資家との意見交換会に参加し、金融庁のつみたてNISAにかける熱い思いを肌で感じてきました

熱意を感じたからこそ、微力ながらもこのブログを通じてつみたてNISAを少しでも広げていこうという気になりました。

今後もつみたてNISA応援の記事をバンバン書いていく所存です!

 - NISA、つみたてNISA