【ちょっと後悔】ドラクエ10で多動力をもっと使えば良かった・・・
「多動力」とは、同時に複数の物事をこなす能力のことです。
この言葉は辞書には(多分)掲載されておらず、堀江貴文さんが自身の本のタイトルとした造語です。
「多動力」は全てではありませんが共感できる内容が多く、読んで損は無い良い本と感じました。
「多動力」の中で、共感したものの一つに、
- 一つの物事を100%まで極めるのは難しいが、80%は比較的容易にできる。80%まで達成したら次の事にチャレンジするべきだ。
といった内容があります。
これ、ドラクエ10にも適応したかったなぁと、今になって後悔しております・・・。
魔法使いに注力!
ドラクエ10をはじめたてのころ、職業は「魔法使い」を中心にプレイしていました。
ドラクエ10は転職は容易で、試練の門に行くから「戦士」、ボス戦だから「パラディン」というように、気分と状況に合わせて気軽に職を変えることができます。
ただし、職毎にレベルは違います。
「戦士」としてのレベル上げすると、「僧侶」等の他の職業には経験値には一切はいりません。
要するに、職毎にレベル上げをしなければなりません。
要するに、全職のレベルを等しく上げるとなると、相当の労力が必要となります。
私は「魔法使い」「僧侶」「戦士」といった花形(?)の職を中心にレベル上げをし、「パラディン」「旅芸人」といった癖のある職はレベルはとりあえず上げるけど、ガッツリとはプレイしませんでした。
他プレイヤーと協力して行うボス戦では、専ら魔法使いとして参加していました。
100点の魔法使いより、80点のパラディン
この魔法使い、実はあまりプレイヤースキルを必要とはせず、従って(言葉は悪いですが)脳死状態でもボス戦に参加できてしまいます。言ってみれば、パラメータさえ上げれば簡単な職業なのです。
ネットスラングで、「あほう使い」なる言葉もあるぐらいです。
そのため、魔法使いは人気職で、ボス戦募集では供給過多になることも多々あり、ハイスペックの猛者が溢れ返る事態となりました。
私も他プレイヤーには負けじと、100点ならずとも90点、95点くらいまでは到達できたと自負しております。
しかし、ボス戦における魔法使いの席は4人パーティで1人or2人です。
ボス戦にはテンプレ構成というものがあって、今はさておき少し前は、
- 魔法使い×2、僧侶×1、パラディン×1
が鉄板でした。
ボス戦の募集があったとして、魔法使いと僧侶はプレイヤー人口が多いからすぐに埋まります。
ところが、不人気かつ高難度かつ重要職のパラディンは、中々埋まりません。
プレイヤースキルを要求されるが故に、パラディンとして遊ぶプレイヤーの数が少ないのです。
大体どのパーティも、魔2僧1がいてパラディンを最後に募集しているのです。
パラディンが手を上げたら、即座にどこかのパーティに召し抱えられます。
私もパラディン待ちを何度も体験しました。
つまり、ドラクエ10内のパラディンの市場価値は魔法使いより遥かに高く、いわば100点の魔法使いよりも80点のパラディンの方が評価されていたのです。
複数の職を掛け持ちしてたらよかった
「多動力」の「100%ではなく80%」のくだりを読んで、まさにドラクエ10における魔法使いとパラディンが頭に思い浮かんだのでした。
魔法使いとか、僧侶とか、決まった職ばかりではなく、もっといろいろな職でプレイすべきだったと、今になって後悔をしてしまいました・・。
一つの物事を100%まで極めた人材より、複数の物事を80%出来る人材の方が市場価値が高いことは、ドラクエ10が証明しています。
「多動力」、あと4年ぐらい早く出てくれれば良かったのに。