ゆ~ていの気まぐれ投資ブログ

気の向くまま投資をテーマに綴るブログ。

*

パウエル新FRB議長のお手並み拝見

   

皆さまご存じの通り、2018年2月よりジェローム・パウエル氏が第16代FRB議長に就任しました。

ところが、パウエル氏に変わって以降、どうも株価がパっとしません。

2月初旬に起こったNYダウの10%を超える急調整は記憶に新しいところです。

これは偶然なのか、必然なのか。

私は、FRB議長がイエレン氏からパウエル氏に変わった影響は多少なりともあると思っています。

とはいえ、パウエル氏はまだ就任したばかり。これからの手腕に期待したいところです。

 パウエル氏の初の議会証言はネガティブに受け取られた

2018年2月27日、パウエル氏がFRB議長として初の議会証言を行いました。

発言内容を箇条書きしてみます。

  • 労働市場では力強さが続いている
  • インフレ率が目標に向けて上昇しつつある
  • 世界全体でも力強さが継続しており、財政政策は刺激の度合いを強めている
  • 過去数年に米経済が受けた向かい風の一部は追い風に変わった
  • 賃金も上昇ペースが加速するだろう
  • 政策金利さらなる漸進的な引き上げが、最大限の雇用と物価安定という当局の目標達成への最善策だ

つまり、パウエル議長は「米国、および世界経済が極めて良好であり、また米国の雇用も安定しており、インフレも順調にするだろうから、利上げをどんどんやってくよ」と言っています。

これをNY市場はネガティブに反応、金利上昇懸念からかNYダウは前日比ー1.16%下落しました。

イエレン氏なら、もっと慎重だったかも

パウエル氏は1月31日のFOMCの際、更なる段階的な利上げを行うと予告しました。

この「更なる」という言葉、これまでFRB議長は一度も使っておらず、今回のFOMCで初めて使われたとのことです。

前任のイエレン氏は極めて慎重で、市場との粘り強い対話でマーケットとの信頼関係を築いてきました。

利上げを強調するパウエル氏が果たしてマーケットとの対話が出来るか、いささか不安を覚える滑り出しとなった印象です。

「パウエル氏はハトの皮を被ったタカ」みたいなネットの書き込みを見て、言い得て妙と思ってしまいました。

2月上旬のNYダウ急落は、パウエル氏のこの発言が遠因となったのかもしれません。

お手並み拝見

パウエル氏が今後どのように金融政策を進めていくか、世界中の投資家が注視しています。

就任してまだ1か月も経過していないから何とも言えませんが、今のところはイエレン氏のままでよかったんじゃないかと思っています。

イエレン氏はオバマ前大統領が指名したということで、トランプ氏のメンツが続投を許さなかったのでしょう。

私も末端の市場参加者として、パウエル氏の今後のFRB議長としての言動に大いに注目したいです。

 - マーケット状況