日経7連敗!今年の株価下落は十分リーマン級!!
3/28からこっち、日経平均株価が下がりっぱなしです。
本日4/6も微妙に下がり、これで7連敗です。
3月は持ち合いでフラフラしていたのが、4/1のエイプリルフールに発表された日銀短観で下降トレンドが決定づけられてしまった感じです。
しかし今年の下げは強烈の一言ですね。
しかも日経の一人負けという感じで、一日本人としてやるせない気分です。
菅官房長官が「消費動向はリーマン以来とは思っていない」と発言したそうですが、株価的にはリーマンに匹敵するものがあるのかと思います。
2016年と2008年の前年度末から4月上旬までの下げ幅を見てみましょう。
まず、去年末の日経平均株価の終値は19,033円。
4/6時点の終値が15,715円。
19,033円 - 15,715円 = 3,318円 もの下落です!
前年比で17.4%も下げています。
次にリーマンショック勃発の2008年。
2007年末の日経平均株価の終値が15,307円。
2008/4/4時点の終値が13,293円。(4/6は休日だったので、4月に入って4営業日経過の4/4を選択)
15,307円 - 13,293円 = 2,014円 の下落。
おや、今年よりも下げ幅が少ないぞ!?
パーセンテージにしてみると、前年比13.1%の下落です。
なんと、2008年よりも2016年の方が下げ幅が強烈なのです!!
これがリーマン・ショック級でなくて何なのでしょうか?
政治家の皆様には、現在の経済状況をもっと深刻に捉えてもらって、これからの経済政策をもっと真剣になって考えてもらいたいです!
もっとも、2008年は9月10月に超暴力的な株価下落があり、これからが本当の地獄だ状態なのですが・・・。
だから財政出動するなり消費増税を凍結するなり対策しないと、2008年の二の舞になってしまう、かもしれません。
安倍首相の聡明な判断を期待します。