株価下落で語る野球談議ならぬ金融談義
2016/01/16
私はまだまだ相場を読む力があるとは思っていません。
なので、以下に書くことはあくまでも個人の感想です。私がそう思っているにすぎません。
まぁ、野球ファンが監督の采配や選手のプレーにああだこうだと談義するようなものです。
なぜこのような前置きをするのかといいますと。
「原油下落により株価続落・・・だけど無問題」や「日経平均19000台もまだ慌てるに足らず」の通り、私は一貫して、昨今の株価下落に対してはブル(強気)の姿勢を取ってきました。
それは今でも変わりありません。原油価格が少々下がったからといって、それが長期的なトレンドに影響を及ぼすとは到底考えられないのです。
しかしながら、今日、日経平均株価は-347.06円の18,883.42円とついに18000円台にまで下がってしまいました。下落率も-1.80%と決して小さくありません。
「全然大丈夫じゃないじゃないか!!!」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、私個人としては、単なる調整の一環に過ぎないとしか思えないのです。
株価の歴史を見ても、上昇の後には必ず下降があり、順風満帆に上がったとしても、どこかで必ず帳尻が合ってきています。
今回の場合、10月11月と本当に順調に株価が上がり続けました。チャイナショックの立て直しをものの2か月でやってのけたのです。
この下落は単なる箸休めに過ぎず、また徐々に緩やかに株価は上昇していくのではないでしょうか。
少なくとも日経平均に関しては来年の前半までは大丈夫だと思っています。下降トレンド、あるいは暴落に転ずるのは早くて来年後半と踏んでいます。
ただし、上記のとおりこれはあくまでも素人の野球談議ならぬ金融談義。何の確証も補償もありませんし、一投資家が勝手に考えているにすぎません。
今日から本格的に株価暴落する可能性もゼロじゃありませんしね。(相場は何でも起こりうるというのは、常に頭の片隅に入れているつもりです。そうなった場合は、「当てが外れた」と反省します)
ただ、野球ファンが野球を見続けることにより野球の見る目が肥えてくるように、金融・経済に関しても見続けることにより相場を見る目も養われるかもしれません。
こういった「金融談義」を考えることにより、相場観を徐々に養っていき、投資家レベルを上げていければと思います。