【書籍紹介】『金持ち父さんの投資ガイド[入門編]』投資はプランだ
2016/10/09
今日は書籍紹介の日とします。
紹介する本はロバート・キヨサキ氏の金持ち父さんシリーズの一つ、「金持ち父さんの投資ガイド[入門編]」です。
実は[入門編]の続編である[上級編]に関して、過去に紹介記事を書いています。
購入自体は、入門編は上級編よりも随分前だったのですが、入門編を買った時はまだブログで書籍紹介コーナーを作っていなかったので、紹介が上級編よりも後となってしまいました。
書籍情報
書名:改訂版 金持ち父さんの投資ガイド 入門編: 投資力をつける16のレッスン (単行本)
著者:ロバート・キヨサキ (著), 林 康史(協力) (その他), 今尾 金久(協力) (その他), 白根 美保子 (翻訳)
出版社:筑摩書房
発売日:2014/3/24
ページ数:288
その他の金持ち父さんシリーズの紹介
金持ち父さん 貧乏父さん
金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント
金持ち父さんの投資ガイド[上級編]
金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法
どんな内容か?
「金持ち父さんの投資ガイド」は、「金持ち父さん 貧乏父さん」「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」に続く、金持ち父さんシリーズ第三弾になります。
この投資ガイドは入門編・上級編合わせて五部構成となっており、本書入門編は最初の一部のみとなっています。
第一部は主に投資家になるための心構えを説く内容になります。
二部~五部は上級編の内容で、こちらはビジネスの立ち上げ・運営中心となっています。
入門編は「金持ち父さんの16の投資家レッスン」が7割を占めており、段階を踏んで投資家の心意気を学べる構成となっています。
この本のココがよかった
五部構成の一部のみとはいえ、内容は決して薄くはありません。
中でも、「金持ち父さんの16の投資家レッスン」のうちの一つ「投資はプランだ」は心底同意です。
本書では投資はビーグル(乗り物)と表現しており、投資は投資家を目的地に運んでくれるための手段に過ぎない、としています。
そのために、目的地・着地点を明確に設定しておくことが肝要であると説いています。
その設定さえすれば、あとはプランに沿って粛々と実施するのみだというのですね。
投資にはプランが必要不可欠、闇雲に投資しても良い結果は得られないだろうと改めて思いました。
どんな人におすすめ?
本書は投資家になるための心構えを説く内容となっています。
ですので、これから投資をしようと考えている方が第一のターゲットになるかと思います。
「投資はプランだ」をはじめ、投資に必要な考え方を色々学べると思います。
もちろん、すでに投資活動している方にもおすすめです。
まとめ・感想
本書の最後の方に、「資産を買わずに資産を作り出すにはどうすれば良いか」を問う記述があります。
資産を作る・・・つまりはビジネスを起こすことで、自分で資産を作り出すことができる、これこそが金持ちへの道だと説いており、以降ビジネス中心の上級編へと話が続いていきます。
本書入門編は投資の心構えまでで一区切りとなっており、上級編はまた一線を画す内容となっています。
従ってビジネスを起こすつもりが全く無い方も、安心して本書を読むことができます。
個人的には上級編よりもこの入門編の方が、得るものが大きかったです。
(上級編なんて言葉は使わず、ビジネス編にでもすればいいのにと思ったり)