81年生まれが投資による資産運用を真剣に考える

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【過去の記録】NYダウ1万ドル達成後、4年間下降トレンド入りしていた

   

一年も12分の1が過ぎ、2月の相場が始まりました。

先月はNYダウが史上初の2万ドル超えを達成し、市場は大いに盛り上がりました。

めでたく2万ドルという大台を達成したものの、投資家の次の興味はこの勢いが持続するかどうかでしょう。

そこで今日は歴史は繰り返す、という格言にならい、過去にNYダウ1万ドルを達成した後は株価がどのように推移したのか、見てみることにします。

1万ドルという2万ドル以上にキリの良い数字を達成後した後の記録を知ることで、今後の株価推移に動揺することが少なくなるかもしれません。

 NYダウが1万ドルを初めて達成したのは1999年3月16日

NYダウが1万ドルに初めて到達したのが、今から18年前となる1999年3月16日のことでした。

ただし、この日は一時的に1万ドルに到達しただけであり、終値ベースでの初達成日は13日後の3月29日です。

今回のNYダウ2万ドルも到達まで随分もたもたしていましたが、1万ドルの時も難産であったことがうかがえます。

しかし1999年、どんな年かあんまり記憶にないんですよね。

この年は受験生で、3週間に1回くらいのペースでセンター模試をやらされて、志望校の判定が毎回E判定ばかりでかなりナーバスになっていた時期だったとうっすら覚えています。

そうだ、1999年は来る日も来る日も受験勉強ばっかりでした。

NYダウ1万ドルなんて、別世界の話で一度も気に留めたことすらなかったかと思います。

 1999年3月~2003年7月のNYダウ株価チャート

では、1999年3月に時計の針を巻き戻して、そこから4年ほどでNYダウがどう推移したのか、見てみましょう。

1999年3月~2003年7月までのNYダウ株価チャートを、以下に掲載します。

思いっきり右肩下がりですね・・・。

1万ドル達成直後はやや上昇していますが、そこからは徐々に下がっていっています。

上記のチャートから簡単に株価推移をまとめてみます。

  1. 1999/03/16、NYダウ10,000ドル達成!!
  2. 1万ドル達成から約8か月後の2000/01/14頃、NYダウ11,722ドルを記録!これが天井となる。
  3. 2001/03/16、NY10,000ドルを割り込む1万ドル達成からちょうど2年経過している。ITバブル崩壊の初動。
  4. 2001/09/11、米同時多発テロ発生!9/21頃にはNYダウ8,235ドルまで下落する。
  5. 1万ドル達成から約3年半後の2002/10/04頃、NYダウ7,528ドルを記録。これが大底となる。
  6. 2003/03から株価回復に向かう。

1万ドル達成してしばらく好調なものの、そこからは一方的な下降トレンドといえるでしょう。

天井の11,722ドルから大底の7,528ドルは約36%の下落に該当します。

例えれば10,000円が6,400円になるわけで、暴落と呼ぶにふさわしい下げ幅となり、これはやはりITバブル崩壊と米同時多発テロの影響が大きいのでしょう。

NYダウが再び1万ドルまで回復したのは、2003年12月のことでした。

つまり、1999年の1万ドル達成から4年以上、NYダウは停滞していたことになるわけです。

ちなみに2008年ごろからもっとヤバイのが来るわけですが、それはまた別のお話しです。

S&P500の場合は

NYダウは天井から大底まで36%ダウンしていたのがわかりました。

では、もうひとつの指標であるS&P500はどうでしょうか?

1999年3月~2003年7月までのS&P500のチャートを掲載します。

NYダウより急な坂になっています。

2000/03/24頃の1,527ポイントが天井、2002/10/04頃の800ポイントが大底で、約48%の下落となりました。

悲惨の一言ですね・・・。

2003年以降回復に向かうわけですが、ここからわずか数年でもっとヤバイ出来事が起こるなんて、中々想像できないでしょう。

まさに2000年代は株の暗黒時代だったと断言できます。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

18年前のNYダウ1万ドル達成からその後のストーリーを追うと、4年間低迷というあまり好ましくない結果になっていることが分かりました。

2万ドル達成した現在、18年前と同じストーリーをたどるとは限りません。

とはいえ、歴史をふりかえるに大台突破したからといって楽天的すぎるのもどうかといったところです。

史上初の2万ドルに浮かれず騒がず、今後もフラットに相場を観察することこそ肝要ではないでしょうか。

 - 米国株