神ってるタイミングでドルを買うことはもう諦めます
トランプ氏が大統領選を制してから、日経平均株価やNYダウもそうなのですが、それ以上にとんでもない勢いで円安が進んでいます。
いやしくも世界有数の経済大国の通貨がこんなにピンシャカ動くものかとあきれているのですが、現実にそうなっているので受け入れざるを得ません。
これまで私の中で思い描いてきた、ドル買いのシナリオを変更する必要が出てきました。
それは、ベストタイミング・・・2016年風に言えば神ってるタイミングでドルを買うことは諦め、2017年以降は定期購入に近い形でドル買い足していこうかと考えています。
神ってた今年の6月~9月のドル買い
今でこそ円安が進んではいますが、大統領選前は今年は円高トレンドの年でした。
年初には1ドル120円ほどだったのが、100円に接近するほど円が高くなりました。
これを見て、6月~9月の間に大量にドルを買い足しました。
- 6月6日:1ドル約107.2円で購入
- 6月28日:1ドル約102.31円で購入
- 7月21日:1ドル約107.28円で購入
- 8月19日:1ドル約100.51円で購入
- 8月29日:1ドル約102.5円で購入
- 9月2日:1ドル約103.61円で購入
計270万円ほど、ドルに為替振替しました。
過去の記事で振り返ったのですが、6~9月のドル買いは正に神っていました。
来年は100円~105円と予想していたのに、今や115円・・・
12/10現在のドル円為替は、1ドル115.37円です。
ほんの1か月前までは1ドル105円くらいだったのに、10円も円安が進んでしまいました。
たしかに私の資産の評価額が大幅に増えてうれしく思う気持ちもあるのですが、2017年も米国株を中心に資産を買い続ける予定で、まだ現金から金融資産への移行の最中なのです。
資産が増してうれしい反面、こんなに急激に円安になられても困るという思いもあります。
1ドル105円はかなりお値打ちな感じですが、1ドル115円は決して割安ではありません。
それに円安がずっと続くのか、全く読めません。
トランプ政権が本格始動するに伴い、円高となるか円安となるか、まるで想像がつきません。
為替がどうなるか分からないなら、定期的に買い足すのみ
1ドル100円~105円は歴史的に見てもやや円高といえる水準なので、これが続いていれば絶好のドルの仕込み時だと思ったのですが、1ドル115円は微妙なところです。
上がるか下がるか、予想できません。
どうなるか分からないのなら、良いタイミングでドルを買うのは諦め、半ば定期的にドルを買い足すしかないと覚悟することにしました。
狙い球を絞るのではなく、来た球を反応で打つように方針転換します。
ドルのストックは大分あるものの、来年分をカバーできるほどではないので、今年の6月~9月のように一極集中はせず、徐々に買い足していこうと、今は考えています。