悲壮感満載のタバコ株アルトリア(MO)に新規投資!~目的はキャピタルゲイン!
2018年12月、何だか毎日評価額が減っていってる感じがします。
そんな時こそ絶好の投資チャンス!
18日、ずっと機会を待っていた銘柄に投資しました。
ここ2年でボロボロのタバコ銘柄、MO(アルトリア・グループ)です。
MOといえば高配当の印象ですが、私がこの銘柄を買ったのは株価上昇が目的です。配当はオマケです。
今ならS&P500よりも高パフォーマンスが見込める・・・と一人勝手に妄想しています。
- MOを52.00ドルで60株購入(2018/12/18)
悲壮感あふれるタバコ業界
過去3年間の株価チャートです。
ご覧の通り、2017年をピークに3年前よりも株価が低い状態です。
2017年6月につけた株価77ドルが天井で、あとは一方的に下がり続けています。
主な原因はタバコ業界に関する悲壮感、でしょうか。
いや、2017年までは電子タバコの期待値が高すぎた、とも言えます。
2018年11月にはFDAがメンソールタバコの規制を検討しているとの報道の影響で、これまた大きく下げました。
タバコ人口は徐々に先細りし、期待の電子タバコはそれほど需要が伸びず、そしてメンソールタバコの規制が入りそうということで、地合が悪いこともあり、ここまで株価が下がり続けたのだと思います。
売上も利益も配当も徐々に減っていくと悲観されているわけですね。
MOだけでなく、PMやBTIといった他のタバコ銘柄も同様に下げ続けています。
ずっと株価52ドルで買いたいと思ってた
そうはいっても、MOは超優良銘柄です。
赤字を出したり、目に見えて売り上げを落としているわけではありません。
市場が勝手に期待して、勝手に失望しているだけのように見受けられます。
米Yahoo Financeによると、2018年のMOの予想EPSは4ドルでした。
PER13倍でちょうど52ドル、この水準まで株価が下がってきたら買ってみたいとずっと思っていました。
2018年12月18日、指値で52ドルの注文が通っていたことで、晴れてMOホルダーになることができました。
もっとも、クレディ・スイスのPMの目標株価切り下げにより、同じタバコ銘柄のMOもとばっちりで大きく下げ、株価は50.89ドルになっていましたがね・・・。
指値は51ドルでも良かったかな~~とぼやきたいです。
S&P500(VOO)よ、勝負だ!
実はMOはキャピタルゲインも十分に狙えます。
上図は過去10年の株価チャートで、青がMO、赤がS&P500、黄色がタバコ銘柄のPMです。
ご覧の通りここ2年の低迷にも関わらず、MOがS&P500を凌駕しています。
未来はバックミラーを見て判断することは出来ないとはいえ、MOは単なる配当しか能が無い高配当銘柄とは一線を画していると評価しています。
私のMOの買い値は52ドル、直近の天井の77ドルに戻った場合、約1.5倍株価が上昇したことになります。
S&P500ETFであるVOOの今の株価は233ドルで、1.5倍だと349ドルになります。
MOが77ドルに戻るのと、VOOが349ドルになるのと、どちらが早そうでしょうか。
私は前者だと思います。
まあ、こんなものは単なる素人の皮算用なので当たらないかもですが、MOはS&P500よりもこれから高パフォーマンスが見込めそうということで、この銘柄に手を出してみました。
MOとS&P500(VOO)の株価競争レース、これから楽しむこととします。