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メガバンク的につみたてNISAを促進するメリットは無いよね

      2018/08/16

金融庁の肝いりで2018年からはじまった「つみたてNISA」ですが、やはり普及の道のりは遠そうです。

とあるメガバンクがつみたてNISA普及に本腰を入れて取り組んでいないと、毎日新聞が記事にしていました。

 

毎日新聞の記事(yahoo)>>><つみたてNISA>面従腹背メガバンクに金融庁の怒り(リンク切れ)

 

冷静に考えれば、つみたてNISAはメガバンク側に旨味が無いから、真剣に取り組まないのは仕方のないことなのかな、と思ってしまいました。

取り組んでいるのか、いないのか!?

上述の毎日新聞の記事の内容を箇条書きにしてみます。

 

  • 企業の社員研修等で”職場つみたてNISA”が紹介されている声が聞こえてこない
  • とあるメガバンクは金融庁に「つみたてNISA普及に積極的に取り組んでいる」と受け取れる資料を提出した
  • が、後日のつみたてNISA関連イベントで、金融庁幹部に自行の名前を出すのを渋った
  • “つみたてNISA推進・ハイレベル協議会”にて、金融庁から「取り組んでいるのか、それとも、取り組んでいないのか、どちらなのか、はっきりしてほしい」と言われた
  • メガバンクがつみたてNISAに対して煮え切らない態度を取るのは、ビジネス上の旨味が乏しいからだ
  • 取扱金融機関がこのザマでは、一般企業への浸透は期待できない

 

まあ、つまり記事の中に出ているメガバンクは、金融庁の手前やっているポーズだけとって、後は流していて真剣に取り組んでいない、というわけですね。

分からんでもない

つみたてNISAの対象となるのは投資信託のみで、しかも安全性の高いインデックスファンドが中心で、手数料がノーロードで信託報酬も低いという、販売側からすれば不良商品です。

銀行の投資信託窓口では、信託報酬2%超えで、手数料も2%前後取る毎月分配型がメインと聞きます。しかも不要な売買をさせて、手数料を払わせてそれで利益を得ていると聞きます。

そのような販売方法が板についているメガバンクにとって、薄利極まりないつみたてNISAなんて普及させてもメリットが無いから、真面目にやっているポーズだけ取るのも分からないでもありません。

地道に広めていくしかない

販売側にとっては不良商品中心のつみたてNISAでも、投資する側、特に投資初心者にとっては極めてメリットが大きいのは言うまでもありません。

私は金融庁との意見交換会に参加したことがあるのですが、この場で金融庁が本気でつみたてNISAを広めたいという熱気を肌で感じ取っています。

 

関連記事>>>金融庁と個人投資家との意見交換会@名古屋に潜り込んできました!

 

金融庁がメガバンクの態度に不満を持つこともよく分かります。

が、メガバンクの意欲が乏しいのは、おそらく今後も変わらないでしょう。

つみたてNISAが仮想通貨投資のように一気に広まるのは望むべくもありません。

少しずつでも広がっていくよう、年単位で地道に普及活動していくしかないでしょう。

 - 雑記