ゆ~ていの気まぐれ投資ブログ

気の向くまま投資をテーマに綴るブログ。

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トランプさんに翻弄される相場

   

この1週間で大きく相場が動きました。

一大イベントであるFOMCが2019年8月1日に行われ、市場のコンセンサス通り0.25%の利下げが決定、これに伴い利益確定の売りが出て米市場は下がりました。

さらに追い打ちをかけるように、トランプ大統領がFOMCの直後に中国に追加関税を発動すると発表し、2日にはさらに下落しました。

今の市場は、まるでトランプ大統領に振り回されているかのようです。

過去1週間の株価チャート

上記は2019年7月29日~8月2日のNYダウの株価チャートです。

29日から31日までの3日間はFOMCを控えているため様子見、そして1日の半ばにはFOMCで利下げ発表による利益確定売り、さらに1日の夕方にはトランプ大統領がTwitterを通して3,000億ドル相当の中国産輸入品に対して9月1日より10%の追加関税賦課を発表、さらに株価が下落し、本日5日もNYダウ先物は1%ほど下げています。

パウエルFRB議長は今回の利下げに対し、「長期にわたる一連の利下げの始まりではない」と発言。市場はさらなる利下げを期待していたのか、この発言に失望した形で場中にほぼ全銘柄の株価が下落する形となりました。

「一度きりの利下げだとは言っていない」とも発言したそうですが、これは市場をなだめるための方言でおそらくパウエル議長は利下げを望んではいないのでしょう。

そもそも利下げもトランプ大統領からの圧力という形で、議長の意に背く形で実施されたと市場は見ているだろうし、私もそう見ています。雇用統計は良いし、世界経済も景気後退が懸念されながらも堅調な部類。景気が良い中での利下げで、あまり良い形とは言えません。

景気の良い中利下げをすると、金余りが発生して余剰資金がリスク資産に流入、バブルの温床になりかねません。

目下の株価にはいいかもしれないけど、不健全だと私は思います。

市場は大統領の意のままに

そしてFOMCが終わるや否や、トランプ大統領の追加関税宣言です。

これを受けて株価当然の如く下落しましたが、確信犯に違いありません。

「株価下落はオレのせいじゃない。オレは0.50%下げろと言ったのに0.25%しか下げなかった。株価下落はオレの言うことを聞かなかったFRBの責任!」

みたいにFRBに責任をなすりつけたいと思っているんじゃないでしょうか。

「追加関税に伴う株価下落は問題ない」と大統領は2日あたりに言ったそうで、今回の株価下落は大統領の計算通りといったところでしょう。

投資家は冷静に!

短期目線で見るとトランプ大統領の言動は市場のかく乱要因にしか見えませんが、本質は「今後景気後退が始まるか」「米中貿易戦争の影響具合はいかほどか」を注意深く見守り、見極めることでしょう。

世の中の潮流を見極めて、投資家は冷静に判断・行動しなければならないと思います。

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