相場雑感~2018年10月18日
たまには「マーケット状況」記事でも。
記事というか、雑記というか、今の相場で思うことですね。
2018年10月18日現在、一時期の株価下落からかなり落ち着いてきた感があります。
しかし下げ止まった保証も無く、また景気サイクルの終盤に差し掛かっていることから、積極的に資金投入できない難しい地合と言えるでしょう。
10月は余程の事が無い限り、資金投入はしない予定です。
10月の急落
2018年10月10日、一夜にしてNYダウが前日比-3.15%、S&P500が-3.29%と共に3%以上の下落を記録しました。
聞くところによると、この日のNYダウの下落幅は過去3番目のものだとか。
しかしNYダウは約26,000ドルと史上最高値圏なので、実価格では過去最大級でも割合にするとそれほどでもないと思います。(それでも一日で3%強はかなりの下げ幅です)
下げた原因は長期金利の上昇と米中貿易摩擦による景気減速懸念と言われ、これらは2018年の相場をずっと騒がせ続けているお決まりのもので今更感があります。
相場とは理由もなく下がるもの、たまたま何かの弾みで3%以上下がっただけのことでしょう。
今後はどうなる?分からない!
で、この何かの弾みで下がった相場は回復するのか、というのが一番知りたい所だと思います。
私もそれが知りたいです。
急落から1週間経過した18日現在では、市場は落ち着きを取り戻しています。
ファンダメンタルも堅調なことですし、9割くらいは大丈夫なんじゃないかなと楽観しています。
しかし残りの1割、これから徐々に下落していって景気減速してしまう可能性だって捨てきれません。
2009年3月から始まった強気相場はもうすぐ10年目に差し掛かります。
景気のサイクルでいえば終盤に来ているのはおそらくほぼ間違いないことでしょう。
だったらこれからどうするのか?
今は大変難しい地合だと思います。
強気に資金追加できる地合でもないし、かといって完全にリスクオフでは、相場の恩恵を受けることが出来なくなります。
終盤に差し掛かったとはいえ強気相場がすぐ終わる保証は無く、まだ数年続く場合だって十分に考えられます。
月並みではありますが、市場から降りず現金を多めに持って様子を見るのが最善ではないかと考えます。
今のうちに弱気相場入りした時を想定しておくのも良いかもしれません。
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儲けることに躍起にならず、ディフェンス力を高めて冷静に市場を観察する。
私のような投機の才能の無い素人にはこれがベターではないでしょうか。