レンホミクス発動!?蓮舫氏辞任で株価一時急上昇!
2017/07/28
2017年7月27日は、ある意味歴史的な日なのかもしれません。
この日、同時に2名の大物女性政治家が辞任を発表しました。
ひとりは民進党の蓮舫代表。
もうひとりは稲田朋美防衛大臣。
蓮舫氏が辞任を公表したのがちょうど午後14時前後でした。
この時間帯は当然株式市場が開いている時で、このニュースに反応したのか日経平均株価が一時100円ほど上昇しました。
この現象を見て、ネットの一部ではレンホミクスとか呼んでいたようですが、上昇は一時的なものですぐに株価は元に戻りました。
14時ごろ、一時的に急上昇!
上記は7月27日の日経平均株価チャートです。yahooファイナンスから拝借してきました。
13:30ごろまでは20,050~20,100の間に収まっていたのが、14時には20,170円ぐらいまで一気に上昇したのが分かります。
ちょうどこのタイミングで、民進党の蓮舫代表が辞意を表明しました。
一体何のアルゴリズムが働いたのか分かりませんが、まさに急上昇しています。
これはあくまでも様々な銘柄の平均値となる日経平均株価だから、おそらく個別銘柄も似たようなチャートとなっていることでしょう。
ところが、上昇も一時的なもので、14:30を過ぎると株価も落ち着き、結局は13:30頃と同じ水準に逆戻りしてしまっています。
レンホミクスとかいう言葉を目にしましたが、そんなものはどこにも無かったことが分かります。
何故急上昇して、急落したのか?
蓮舫氏辞任で株価が急上昇して、すぐに急落した原因は何でしょう?
完全な妄想が入りますが、以下のシナリオはいかがでしょうか。
- 蓮舫氏辞任
- 市場、喜ぶ
- 民進党がもっと優秀な党首を据える可能性がある
- そうなると安倍政権の支持率がさらに下がるかもしれない
- 与党の支持率が下がると、経済政策がおろそかになり、株式市場にとって良く無い
- そう考えたら、蓮舫氏の辞任は市場にとってプラスにならない
- 市場、クールダウン
蓮舫氏辞任の一報を聞いて、一時的にハイになったけど、よくよく考えると株式市場的に大してめでたい出来事じゃないので、我に返った。
結構無理やりかもですけど、中々筋が通っているとは思いませんか?
所詮はノイズ
信用取引でスイングトレードをやっていたころならいざ知らず、今は株式は現物しか持っていません。
別に一日の動きがどうであろうと、特に気になるものではなく、今日の動きは私としては単なるノイズに過ぎませんでした。
株式市場、特に日経平均株価というものは、本当にちょっとした(?)出来事で反応するものだと改めて認識した次第です。