日経平均の熱い手のひら返し!一日で1092円も上昇!!
昨日、トランプ大統領出現により日経平均株価は919円も下落しました。
ところが一夜明けた今日、日経平均株価は一転して1,092円も上昇することとなりました。
一体何という相場なのでしょう。
たった二日間でここまで大きく動くのは、中々無いことではないでしょうか。
日米共に下落した株を買い足すチャンスと内心思ったのですが、そのプランも立ち消えとなりました。
まさに「行って来い」、日経平均株価のひら返しとなりました。
昨夜のNYダウは上昇
トランプ大統領誕生によって、日本市場のみではなくアメリカ市場も荒れることになると思っていました。
昨日15時ごろは、NYダウ先物はマイナス500ドルくらいだったと記憶しています。
しかし日本市場が閉まった15時以降は日経先物が徐々に落ち着きを取り戻し、みるみるうちに日中の下落分を戻していきました。
昨夜のNYダウは18,317ドルから寄付くこととなり、最終的には18,589ドルと高値圏で引けました。
大統領選から一夜明けて、トランプ政権への期待から株価が上昇したと言われています。
ダウはもっと荒れるかと思ったら、とても気持ちよさそうに株価が上がっていました。
今日の日経平均株価は高騰!!
NYダウの上昇を受けてなのか、今日の日経平均株価の上昇は凄まじいものでした。
16,562円で寄り付いて程なくして、恐ろしい勢いで株価が上がり、17,344円で引けました。
前日比+6.72%となる1092円も上がりました。
9日の919円の下落をチャラにするどころか、100円以上のおつりがつきました。
投資歴の長い方でも、「このような動きは初めてだ」という程のダイナミックな値動きです。
こうなると、9日の下げは一体何だったんだってことになりますね。
アルゴリズムの戯れなのか、投機筋の草刈り場となったのか、ちょっとよく分かりません。
散々下げておいて突き上げるという、昨日今日はまるで投資家をあざ笑うかのごとく、日経平均が手のひら返ししているような相場となりました。
今の相場は完全に想定外
日米の株価上昇の理由の一つに、上院下院共に制したトランプ政権への期待とされています。
大統領選までは散々「トランプ・リスク」と言って警戒されてきたのに、いざ大統領になったら期待とは、相場とは現金なものです。
株価だけでなく、為替も11/10の21時時点で1ドル106.6円と円安が進んでいます。
私が知る限り、トランプ大統領誕生により円安を予想した人は只の一人もいません。
市場関係者全員が、トランプ氏が当選したら円高が進むと発言していました。
ここまで急激に円安が進んでいるのは想定外ですし、なぜなのか理由は分かりません。
投機筋による一時的な円安のような気もしますが、よく分かりません。
今の相場の動きは完全に想定外です。
昨日今日で相場の気まぐれさ、むずかしさを改めて認識しました。
相場とはいったい・・・うごごご!