短期間の爆益は単に運が良かっただけに過ぎないと知れ!
この若干きつめのタイトルは、自分に対する戒めです。
短期間で爆益・・・何をもって爆益とするかは人それぞれでしょうが、1年足らずで倍になれば大成功といえるから、1年以内に倍を本記事では爆益の定義としましょう。
私の場合、投資を本格的に始めた2015年以降、運よく2度ダブルバガーを達成しました。
しかしそれは自分の実力ではなく、ただ単に運が良かっただけに過ぎないと弁えなければなりません。
BA(ボーイング)の場合
米国株投資を始めたのが2016年3月のこと、「バフェットの銘柄選択術」を指針として消費者独占型企業を選び、そのうちの1社に旅客機製造メーカーとして圧倒的なシェアを誇るBA(ボーイング)を選択したのでした。
BAを初めて購入したのが2016年4月12日のこと、当時の株価は129ドルでした。
配当利回りも3%超えているし、数年以内に150ドルを超えてくれればいいなぁという程度の期待値でした。
ところが、2016年11月にトランプ氏が大統領選に勝利すると、軍需銘柄の側面もあるためか、明らかにBAの株価は上昇気流に乗り始め、凄まじい勢いで急騰しました。
2017年の年末には300ドル近くまで上がり、短期間で株価が買値から二倍になったのです。
BAがこんな急騰するなんて、購入当時は考えもしなかったです。
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野村HDの場合
野村ホールディングスの場合は、投資というより投機の側面が強かったです。
2016年6月、BREXITでイギリスに関連深いとされる野村HDの株価が大幅下落、私は明らかに過小評価されていると踏み、この銘柄を1000株購入しました。
4か月以上経過した2016年12月、トランプラリーの援護射撃もあって野村HDの株価は6月の約2倍になり、ダブルバガーを達成したのでした。
少し前まで野村HDの場合は実力で獲ったダブルバガーとうぬぼれていたのですが、冷静に振り返ってみるとただ単にトランプラリーという運に恵まれただけだと考え直しました。
もしトランプ氏当選で市場がネガティブな反応を示したのなら、きっと野村HDの株価もBREXIT当時と対して変わらなかったことでしょう。
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マグレを実力と勘違いしたらおしまい
BAも野村HDも、幸運に恵まれてダブルバガーを達成したのですが、冷静に振り返ってみてただ単純に運が良かっただけです。
この結果だけで「自分には投資の才能がある!」などと慢心・増長するなど、絶対にあってはならないことと肝に銘じなければなりません。
短期間の爆益はただ運が良かっただけ・・・今後もこのことを胸に刻み込んで投資に向き合っていきたいです。