【IPO】驚きの営業利益率を誇るコメダホールディングスのブックビルディングに参加!
2016/06/15
久々にIPOの話題です!
コメダホールディングスのブックビルディングが6/13~6/17の期間中に行われます。
久しぶりに興味のある企業が上場することになったので、ブックビルディングの申し込みをすることにしました。
IPOのブックビルディング参加はロゼッタ以来です。
コメダホールディングスとは
「コメダ珈琲」はご存じでしょうか?
主に中部地方を中心に展開しているコーヒーチェーン店で、”シロノワール”というデニッシュの中心にいっぱいのソフトクリームをのっけたデザートは特に有名です。
コメダ=シロノワールと認識されている人もいるかもしれません。
そのコメダ珈琲の持ち株会社が、コメダホールディングスになります。
コメダの店舗数推移、そして驚異の利益率
店舗数推移
(※コメダホールディングス 目論見書より拝借)
上記のとおり、出店数は年々増えていっています。
が、よくみると中京エリアは2012年からほぼ変わりなく、その代わりに西日本エリア、東日本エリアの店舗数が伸びています。
中部地方はある程度飽和状態だから、東西エリアに照準を合わせて勢力を絶賛拡大中、といったところなのでしょうか。
ところが、ライバル店もコメダから客を取ろうと結構必死のようで、コメダ珈琲から程なく歩いたところに、ドトール傘下「星乃珈琲店」がいつの間にか出来ていたりしています。
コーヒーチェーン同士の熱いどつきあい・・・裏返せば、コーヒーチェーン業界もまだまだ賑わっている証拠ですね。
脅威の営業利益率
(※コメダホールディングス 目論見書を一部加工)
コメダのビジネス的な特徴といえば、利益率です。
売上に対する営業利益の割合である、営業利益率が物凄いのです。
2016年2月期の売上高が217億円、これに対して営業利益が66億円です。
66 ÷ 217 × 100 = 30.4%
なんと、営業利益率が30%を超えています!!
これだけではピンと来ないかもしれません。
そこで、ライバル会社である米スターバックスの営業利益率を出してみましょう。
スターバックスの2015年9月の売上が191億ドル、営業利益が36億ドル、よって、スタバの営業利益率は18.8%になります。
そう、コメダはスタバの営業利益率を遥かに超えているのです!!
物凄いですね!!
じゃあ、なぜコメダはこれほどの営業利益を得ることが出来るのでしょうか?
目論見書を読んだところ、以下の三点が大きそうです。
- コーヒーやパンが自家製なので、仕入価格が抑えられる
- 店舗は郊外中心なので地代・賃料を抑えられる
- フランチャイズ店舗の割合が高いので、設備投資を抑えられる
ふーむ、なるほど。
確かにコメダは駅からちょっと離れたところにある気がします。
これに対し、スタバは東京駅の中にドーンと構えている等、いかにも土地代が高そうな所に出店している印象です。
そんなわけで、コメダにブックビルディング!!
コメダは申し分のないビジネスモデルを持っていると判断しました。
それに、個人的にコメダには良くいきますしね。
というわけで、ロゼッタに続き二回目のブックビルディング参加を決めました。
500株分、1,960円で申込みです。
まぁ、まず当たらないでしょうけど、期待しないで待ってみます♪