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【米国銘柄&株価分析】ギャップ(GPS)~2017年の利益は過去10年最悪

   

今日の米国株分析ターゲットは、ギャップ(GPS)です。

2017年からポートフォリオに加えています。

日本でも有名なこのアパレルメーカーの株としての実力は如何に!?

ギャップ銘柄分析

ギャップとは

ギャップとはアメリカのアパレルメーカーのことです。

日本でいうとユニクロやしまむらのようなものでしょうか。

私も大学時代にギャップのジャケットを持っていたのですが、それ以降はギャップ製品を買ったことがありません。

価格もユニクロ、しまむらに比べるとやや割高感があります。

そのためか、わざわざギャップの服を買う人は少なくなった印象があります。

とはいえ、注意深く街で行き交う人を観察すると、胸にデカデカと「GAP」のロゴが入った服をアウターからのぞかせている人も見かけたことがあるので、全く売れていないというわけではなさそうです。(Aしか見えなかったのですが、左にはG、右にはPの文字がプリントされているはず・・・。)

あと、小さなお子さんが着ているのを良く見かけます。子供服として人気なのでしょうか。

ギャップ株基礎情報

ティッカー GPS
市場 NYSE
採用指数 S&P500
セクター 生活必需品
設立年/上場年 1969年 / 1976年
決算期 1月
過去10年EPS成長率(%) 5.43

1969年創業、1976年上場とそれなりの歴史を持っています。

米国企業の決算月は12月なのが一般的ではありますが、ギャップの場合は珍しく1月です。

ティッカーシンボル「GPS」は一発で覚えられますね。

ちなみにGPSだけでググっても、ギャップのことはまず出てきません。

株価指標

指標 2017/3/31
株価 24.29
PER 14.4
PBR 3.3
ROE(%) 24.81
ROA(%) 8.96
配当利回り(%) 3.79

PER14.4倍はまずまず割安です。

ROE24.81%は素晴らしい値です。自己資本を有効活用しているのですね。

あのマイクロソフトすら(約22%)上回っています。

株価チャート(過去10年)

2007年~2011年まではほぼ横ですね。

2012年から急上昇して、2014年には一時46ドルまで到達しましたが、2015年から滑り落ちて、今は20ドル台に落ち着いています。

残念ながら右上がりではありません。

利益・および配当(過去10年)

こうやって見ると、苦しい感じですね・・・。

2008年から11年までは右上がりなのが、12年に急落しています。そこから巻き返すものの、16年17年にまた急落。

特に2017年は過去10年で営業利益・純利益共に最低をマークしています。

しかし奇妙なのが、2017年の1株利益は最低ではないという点です。

実はこれ、発行株式数が年々減っているのです。2008年の株式数が約8億株なのに対し、2017年は約4億株とおよそ半分になっています。

つまり密度を濃くして1株利益をつりあげているのですね。

確かに株主にとってはうれしいことではあるのですが、本業がふるわないということでちょっと心配にはなってきます。

配当に関しては右上がりで、まだまだ余力も残しています。

キャッシュフロー(過去10年)

(※営業CFマージンは、営業キャッシュフローを売上で割った値のこと)

営業CF、フリーCF、共に10年間で目立った変化はなさそうです。

利益は2017年に目立って減っていましたが、キャッシュフロー的には問題にはなっていません。

営業CFマージンはおよそ11%で、これは可もなく不可もなく、です。

11%前後は一般的な値で、15%~35%だとエクセレントで売上から潤沢なキャッシュを手元に確保できていることになります。

バランスシート(2017年)

(※)単位:百万ドル

きれいなバランスシートです。

流動負債、固定負債、純資産がほぼ3当分されています。

全く問題ないでしょう。

感想

2017年は売上が最も落ち込み、ギャップは今かなり苦しい状況に立たされていることがわかります。

株価が低迷しているのも無理のないことです。

とはいえ、配当は年々増えておりまだまだ余力もあり、資金に困っていることもなさそうなことから、配当目当てで今のうちに買っておいて、株価上昇はあまり期待せずにのんびりホールドするのには適した銘柄なのかもしれません。

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