【米国株】好決算なのに下落したGOOG、これからどうするべきか・・・
今週から本格的に決算ラッシュが始まります。
2018年4月23日、皮切りに保有銘柄であるアルファベット(GOOG)の決算発表がありました。
結果は悪くありませんでした。
にもかかわらず、24日に前日比ー4.45%も下落してしまいました。
これは一体何を意味するのか、どう判断すればいいのか、合っているかどうか分かりませんが自分なりに簡単に考えてみました。
結論としてはしばらく様子見で行きたいと思います。
好決算のアルファベット
GOOGの第1四半期決算を簡単に箇条書きしてみます。
- 1株利益は9.93ドルで、アナリスト予想9.28ドルを上回る
- 売上は311.6億ドルで、アナリスト予想303.6億ドルを上回る
- 売上は前年同期比+26%
- 実効税率を前年同期20%→11%に減らした
- 非中核事業のOther Bets部門の損失は5億7100万ドルと、前年同期7億300万ドルから減少した
売上・利益共に市場予測を上回る好決算です。
にもかかわらず、GOOG株は1,067.45ドル→1,019.98ドルと前日比4.45%も株価下落してしまいました。
正直、なぜ決算で下がったのか理解不能です。
無理やり考えてみると・・・
なぜ好決算なのに株価下落したのか、足りない頭で考えてみます。
GOOG株のPERは、2019年の予想EPSをベースにすると20倍ちょっとと無配グロース株にしてはかなり控えめな数字です。割安でもありませんが、割高でもありません。グロース株にしては割安なのかもしれません。
しかし、アルファベットは「Other Bets」と称して自動運転やらドローンやらに手をかけていますが、全く利益になっておらずむしろ損失を計上、商売になるか分からない代物です。
アルファベットは所詮はネット広告屋ということです。
ネット広告は近い将来、頭打ちを迎えると私も考えています。が、2020年くらいまでは拡大を続けると思っています。
しかしここ数か月のGOOGの株価と、今回の決算下落からして、市場はそれよりも厳しい目を持っている気がしてなりません。
ネット広告は近々頭打ち、他のプロジェクトも大して成果の無いアルファベットに対して、市場はあまり期待してないのではないでしょうか。
無配グロース株にもかかわらず、PER20倍強という低評価はそういった考えが根付いている気がします。
まだ判断できない
でも、将来のことは分かりません。
上述は私の考察ですので信憑性は無いですし、市場もしばしば過ちを犯します。
市場がアルファベットを過小評価している線もあるでしょう。
好決算なのに下落したのは気持ち悪いのですが、まだ売却判断を下すのは時期尚早と考えます。
よって、GOOG株はまだしばらくホールドしたいと思います。