【米国株】FBは市場に許されつつある
今の市場には静観を決めこんでいますが、フェイスブック(FB)の動向に関しては一株主として少し気にしています。
2018年4月10日・11日、フェイスブックのザッカーバーグCEOが公聴会にて証言を行いました。
議員から厳しい突き上げがあったものの、無難な内容に終始したようです。
この結果を受けFB株は上昇、つまり市場は好感しました。
個人情報流出をきっかけに急落したFBの株価が、落ち着きを取り戻しつつあります。
いよいよFBは市場から許されつつあるのでしょうか。
公聴会証言をクリア
2018年4月10日・11日の二日に渡る上院・下院の公聴会にて、フェイスブックのザッカーバーグCEOは謝罪に終始しました。
自身の個人情報も流出したことを明らかにし、今後このような事態に陥らないよう決意表明しました。
- 議員「FBとは一体何なのだ」
- ザッカーバーグ「テクノロジー企業だ」
フェイスブックの企業の在り様、本質を問う質問に対し、ザッカーバーグ氏はテクノロジー企業であると明言し、必要あれば規制に応じる姿勢を見せました。
SNSにおけるネット広告は今後厳しい規制を課せられ、フェイスブックは曲がり角を迎えるのではないかとの意見もありました。
FB株価は回復傾向
過去1週間のFBの株価チャートです。
公聴会の10日から株価が急騰しています。
9日の157.93ドルが、公聴会を終えた11日には166.32ドルと、2日間で8.39ドルも上昇しました。
明らかに市場はザッカーバーグ氏の公聴会を好感しています。
私のFB購入株価である175.76ドルまであと10ドル足らずです!
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やっと落ち着くかな
FB株は株価195.32ドルが頂点で、そこをベースとすると現在株価は165ドル前後で30ドル前後も下落していることになります。
ただ、個人情報流出が発覚した後は、150ドルを割り込んだこともありました。
大きなイベントである公聴会を無難に終えて165ドルまで回復したということで、ザッカーバーグ氏の証言で市場は一安心したと見ます。おそらくですがFB株は160ドル台でしばらく揉むのではないかと思います。
ボラティリティの高かったFB株にもようやく安寧の時が訪れそうです。
一株主としては、買い増しも売却もせず、動向を見守るのみです。