81年生まれが投資による資産運用を真剣に考える

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今暴落があるとすれば、まさにそれはブラックスワン

      2017/09/11

株式投資に暴落はつきもので、これまでもITバブル崩壊やリーマンショック等、3割・4割の大きな株価下落が起きました。

あと何年先になるか分かりませんが、きっと数年後(もしくは十数年後)には同規模の暴落が発生するのでしょう。

ただ、今は景気拡大期で企業業績も堅調、FRBや欧州中央銀行が緩和縮小を匂わせているほど、世界経済は順調です。

すぐに暴落が起きるとは考えられません。

今暴落が起きるとすれば、それはまさにブラックスワンと呼ぶべきものでしょう。

ブラックスワンとは誰もが想像しないことが起きること

ブラックスワンはその名の通り黒い白鳥のことで、金融用語としては「事前に誰も想定していなかった、とんでもない出来事が起こること」と定義されています。

白鳥の色は白いことが常識とされていたのが、黒い白鳥を実際に目撃した時、これまでの常識が覆されて各所に大きな影響を及ぼしたのがこの用語の起源とされています。

近年のブラックスワンといえば、2011年3月11日に発生した東日本大震災が真っ先に思い浮かびます。

この大地震により大きく円高・株安に傾いたばかりか、原発事故という二次災害も発生して東電株価が大暴落をしました。

これまで安全とされてきた電力会社株が、まさかこれほど下落してしまうとは、おそらくほぼすべての人が想定していなかったことでしょう。

米朝戦争はまさにブラックスワン

さて、今考えられるブラックスワンとは何でしょうか?

今、核実験を繰り返す北朝鮮とアメリカとの間に緊張が高まりつつあります。

8月29日に北朝鮮から発射されたミサイルが襟裳岬上空を通過し、Jアラートが発令されたことは記憶に新しいでしょう。

「アメリカと北朝鮮は本当に戦争するのではないか」と考える向きもあることでしょう。

が、常識的に考えれば本気で火力を伴う戦争が起きることはありえないです。

北朝鮮にとって戦争は自国の滅亡を意味し、アメリカにとってメリット皆無の不毛な消耗戦となり、得をするものは誰もいないのです。

トランプ大統領も金正恩氏もそのようなことは百も承知でしょう。

市場も本気で戦争が起きるとは考えていないからこそ、日経平均株価は19,000円台をキープし、NYダウは無風なのです。本当に戦争が起きるとすれば、もっと派手に下落するはずです。

市場参加者が本気で戦争を考えていないからこそ、万が一、百万が一にも戦争が起きた場合、これこそまさにブラックスワン、世界の株価は大暴落するでしょう。

株価暴落は考えていない

今の所、株価暴落があるとすればアメリカと北朝鮮が火力を伴う戦争を起こすこと以外、ほぼ無いのではないでしょうか。

しかし戦争も常識的に考えて起きるわけがなく、本当に起きたら市場参加者が想定していないブラックスワンでしょう。

私は、近日中の株価暴落を想定していません。

とはいえ、日経平均株価でいえば18,000円~17,000円台、NYダウでいえば20,000を割り込むぐらいの調整はいつでも起こり得ることでしょう。

悲観的すぎず、かといって楽観的すぎず、ニュートラルに市場を観察していきたいです。

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