セキュリティ問題で下落したCOSTを買い足した
2018年10月5日、既に保有している米国株銘柄・COST(コストコ)を買い足しました。
この銘柄は2018年は堅調に推移しており、かねてより買い足そうと思っても中々機会が無かったのですが、5日に前日比-3%と程よい調整が来たのを確認、その日のうちに買い増しを決断しました。
どうやら決算よりもセキュリティ問題で株価が下落していたようです。
しかしそんなものは取るに足らぬ内容で、利益確定の理由づけに過ぎないと思いました。
- COSTを224.30ドルで6株購入(2018/10/05)
朝起きたらさらに下がってた
10月5日、市場が開いている時に購入した株価が224.30ドルでした。
前日である4日の株価が231.68ドルで、その時点で3%強の下落だったので、良いタイミングで買えたのかなと満足していました。
しかし朝起きたら218.82ドルまで株価が下がっていました。
それだったら220ドルくらいで指値で注文しておいてもよかったかな・・・と少し頭によぎりましたが、それは所詮結果論なので、買い時としてはこれで良かったのだと思い直しました。
上記チャートのとおり、COSTの株価は今年は右肩上がりです。
とはいえ、年初から見ると上昇率は+16.2%とそんなに過熱傾向は見られないので、今のCOSTの株価はまずまず妥当なのではないかな、と思えます。
決算はまずまず、IT関連に問題??
10月4日に第4四半期の決算発表がありました。
- 売上は444億1000万ドル(市場予測は442億1000万ドル)
- 純利益は1株2.36ドル(市場予測は2.36ドル)
- 純利益の前年同期は1株2.08ドル
- オンライン売上高は26.3%増で今年最低
売上は市場予測を上回り、純利益は一致しました。純利益は前年比で13%も伸びており、文句無しの結果です。
オンライン売上高はアマゾンやウォルマートといったライバルとの競争で苦戦しているとはいえ、総合的にまずまずの決算と言えるでしょう。
株価が下がった理由は、どうもIT上の問題にあるようです。
本来なら許可を与えてはならない従業員が、財務データにアクセスできてしまう状態だった、とのことです。
財務データの不正閲覧の有無を調べるべく外部調査を依頼すると明らかにしました。
些末なことに思えるのですが、どうなのでしょうね。
コーポレートガバナンスにより注力して再発防止しましょう、で終わりでいいんじゃないかと思うんですが。
株価が一時期240ドル以上と若干行き過ぎたきらいがあったから、何かと理由をつけて適正水準まで下がったとしか思えないです。
以前持っていたFB(フェイスブック)は2018年7月の決算にCFOが成長鈍化を明言して、こいつはダメだと見切りをつけたのですが、それに比べれば取るに足らないと思います。
FB売却記事>>>ダメダメ決算のフェイスブック株を損切りした
堅調なビジネスを確認
何だかんだで、コストコは安定したビジネスを展開しています。
安定したビジネスをしているからこそ、安心して株を持ち続けられるというものです。
これでしばらくCOSTを買い足す予定はありませんが、売却の予定もありません。
3か月に一度の決算を確認するだけで、後は黙ってホールドし続ける予定です。