昇格・増資・分割のチャームケアを一度売却しました
チャームケア(6062)という有料老人ホームを経営する企業の株を2017年11月13日から保有していましたが、本日2018年2月19日、全て売却しました。
理由はマイナスファクターとなる公募増資と、東証二部昇格のためです。同時に分割も発表しましたが、これはあまり材料として重視しませんでした。
税引き前で24,200円の利益となりました。
購入記事>>>チャームケア(6062)を株価2160円で買った・・・
一応利益は出た
2017年11月13日、株価2,160円でチャームケア株を400株購入しました。
そして2018年2月19日、日中に成行で売却しました。(いわゆるトイレトレード)
16日(金)の引け後に株式分割と東証2部昇格、何よりも公募増資の発表があり、非常に嫌な予感がしました。
増資は持ち株の価値が薄まるから、基本的には株価下落を招きやすいです。
また株価が下落するのかと恐れていましたが、意外なことに好感されたようで、前日比で6%ほど上昇をしました。
売るなら今だと、成行で注文を入れました。
2,220円で200株、2,221円で200株売却することができました。
24,200円の利益を得た計算になります。
決算発表後のストップ安が痛かった
2月5日の決算発表後の翌営業日、6日にチャームケア株はストップ安に見舞われました。
前日には2,651円の株価が、2,151円まで下がってしまいました。
20万円以上の含み益が、一夜にして含み損に転落してしまったのです。
理由は決算内容が冴えなかったものに、米長期金利上昇に起因する全体的な急落が重なったものでした。
決算は数字だけみるとまずまずでしたが、半期経過した段階での経常利益の進捗率が例年では6割だったのが今年は4割そこそこしかなく、これが大いに嫌気されたようでした。
失望売りと利益確定売り、それにリスクオフの売却の三重苦でストップ安が示現してしまいました。
私はといえばストップ安時点ではもう少し様子をみようと静観していたのですが、今回の増資と昇格の報で一度手放すことを決めました。
落ち着いたらまた買う
増資は間違いなくマイナス、それに昇格は材料出尽くしとなり今後株価が軟調になる傾向があります。
進捗率が悪いこともあり、チャームケア株は当面は冴えない展開が続くものと考え、ひとまず利益確定をしました。
ただ、ビジネスとしては面白いし成長率も悪く無いので、お値ごろ価格となった時には再エントリーをしたいと思います。