【前言撤回】2017年のNISA枠の購入ルールを変えます
まずはお詫びをさせてください。
過去の記事で「2017年の海外ETF購入ルールを決めた」ことを書きました。
当初はこの通りに購入を進める予定ではありましたが、考えが変わり改めることにしました。
過去の記事での発言を、撤回をさせて頂きます。
申し訳ありませんm(__)m
なぜ考えが変わったのか、そしてどのようなルールとするのか、これから述べていきます。
なぜ購入ルールを変えるのか?
前に決めたNISA枠の海外ETF購入ルールは、「株価が年初から5~10%下がった時に60万(VOOとVYM、それぞれ30万ずつ)、15~20%下がった時に残りの60万を投入する」というものでした。
つまりは、株価が下落すること前提でした。
しかし今の市場を見るに、株価下落を前提にすると大きな機会損失を被るのではないかと不安を感じるようになりました。
トランプ大統領が就任してかなり好き放題やっても、米国市場に殆ど影響を及ぼしませんでした。
株価とはそもそも企業価値を反映するもので、米国市場のファンダメンタルは決して悪くありません。
今の米国企業の株価はやや割高なものが多いのですが、バブルを思わせるほど極端に高くは感じません。
今はバブルではないということは、暴落はまずありえず、下がってもせいぜい20%ほどの下落に留まるのではないかという気がしてきました。
その20%ほどの下落も確実に起きる保証はもちろん無くて、5%の下落すらないかもしれません。
そうなると前のルールに従うと今年はずっと買うことはできず、株価上昇を指をくわえてみるだけになります。
そうなると絶対に後悔することになるので、下落ありきのルールはやめようと決断しました。
新たな海外ETF購入ルール
新たなルールはこうです。
- 2月、5月、8月、11月にVOOを15万、VYMを15万買う
- 年初から5%~10%下落した場合、スポット購入を行う
ドル・コスト平均法に近いような形で、NISA枠を消化していきます。
タイミングも理由があって、VOOとVYMの配当がでるのが、3の倍数の月です。
その前月までに購入しておくことで、その分の配当金をゲットしようという魂胆です。
そして、市場がふるわず下落した場合は、スポット購入を行います。これは前のルールの「年初の5%~10%下がったら計60万購入」に似ています。
購入額ははっきりとは決めません。
VOOとVYMそれぞれ15万ずつかもしれませんし、思い切って30万ずつ投入するかもしれません。
このルールにより、上昇相場でも付いていくことができますし、下降相場でも安値で買うことができます。
下落のみを想定した前のルールに比べ、上げにも下げにも対応できる、バランスのいいルールになったのではないかと思います。
状況に合わせて考えを変えていく
わずか1か月ほどでルールを捻じ曲げてしまいました。
が、これで良いと思っています。
投資方法には正解がなく、最初に決めたことがベストとは限りません。
日々の相場の中でよりベターな方法を模索し、状況に合わせて柔軟に考えを変え、臨機応変に対応していくことも投資家に必要な資質の一つだと思います。
今日決めたこのルールも、もしかしたらまた変えることになるかもしれません。
今の相場から、これが一番良かろうと判断した次第です。