カンブリア宮殿を見てひふみプラスを買った人はどうなった?
およそ10か月前、2017年2月16日(木)に放送されたカンブリア宮殿に、「ひふみプラス」を運営している藤野英人氏が出演しました。
「ひふみプラス」は2012年5月に設立して以来、飛ぶ鳥を落とす勢いで上昇し続け、2017年2月にテレビに紹介されるまでになったというわけです。
さて、カンブリア宮殿を見て「ひふみプラス」を買ってみようと思われた方、思っただけでなく実際に買われた方もいらっしゃるはずです。
カンブリア宮殿に影響を受けて「ひふみプラス」を買った人は、果たして今(2017年12月)儲かっているのでしょうか?
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カンブリア宮殿OA時に3万円突破していたひふみプラス
上記はひふみプラスの基準価額のチャートです。
期間は設定日の2012年5月28日からカンブリア宮殿放送日の2017年2月16日までです。
投資信託は最初は基準価額1万円からスタートしますから、2012年5月28日は10,000円です。
それから5年近くはほぼ右肩あがり、カンブリア宮殿放送日の2017年2月16日には基準価額が30,783円になりました。
最初から投資していた人は元本が3倍に増えたことになります。
しかしここまで順調に基準価額が上がるとなると、そろそろ天井かと勘繰ってしまうもの。
ましてやテレビで取り上げられたと来ている。
これは何かのフラグで、近々急落するんじゃないか・・・。
そう疑っても仕方ないことです。
相変わらず絶好調のひふみプラス
カンブリア宮殿を見て、実際にふひみプラスを買ったとして、諸々の準備等で実際に資金投入できるのは2017年3月1日と仮定しましょう。
2017年3月1日から、2017年12月20日までのチャートは以下です。
4万円を突破しています!
2017年12月20日の基準価額は41,686円です。
2017年3月1日の基準価額は31,182円ですので、基準価額は10,504円もプラス、パーセンテージにして33%も値上がりしているのです。
行動が大切だ!
カンブリア宮殿を見て実際に「ひふみプラス」を買った人はどうなったのか?
答えは、元本が1.3倍以上に増えていました。
ここで私が思ったのは、やれバブルだの、やれ天井だの、グダグダ理由をつけて何も行動しない人は何も得られず、実際に行動に移した人だけが利益を得られるということです。
思うだけではなく、ちょっとでも良いなと思ったら実際に行動に移してみる。もちろん過大にリスクをとるのは好ましくないので、常識的な範囲内で少しずつやってみる。
どのような結果になろうとも、やってみた結果、きっと何かが得られるはずです。