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【書評】アフター・ビットコイン

   

今日は書評の日、紹介するのは仮想通貨に関する書籍「アフター・ビットコイン―仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者」です。

去年の12月から仮想通貨のリップル(今年に入ってからトロンも)に投資を始めたのですが、それと並行して本書で仮想通貨に対する理解を深めました。

ブロックチェーンやビットコインといった、仮想通貨に関連する用語を知るのにうってつけの一冊です。

そして、ブロックチェーン技術を用いた一例としてリップル・プロジェクトを紹介しています。

リップルに投資している人(リップラー)も一読してみると良いでしょう!

 

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 書籍情報

書名:アフター・ビットコイン―仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者

著者:中島 真志

出版社:新潮社

発売日:2017/10/27

ページ数:288

ビットコインの光と影を余すことなく紹介

本書は以下の構成となっています。

  • 序章 生き残る次世代通貨は何か
  • 第1章 謎だらけの仮想通貨
  • 第2章 仮想通貨に未来はあるのか
  • 第3章 ブロックチェーンこそ次世代のコア技術
  • 第4章 通貨の電子化は歴史の必然
  • 第5章 中央銀行がデジタル通貨を発行する日
  • 第6章 ブロックチェーンによる国際送金革命
  • 第7章 有望視される証券決済へのブロックチェーンの応用

第1章と第2章でビットコインというものは何か、どのような技術が用いられているのか、なぜもてはやされているのか、課題は何か、現状はどうなっているか、妥当な価格は存在するのか、といったことをつまびらかに解説しています。

特に第2章は力作で、60ページも費やしています。

光と影を余すことなく紹介しているから、第1章と第2章を読むだけでビットコインに対する理解をかなり深めることができるでしょう。

私も仮想通貨に興味を持ちだしてビットコインの投資も少しだけ考えていたのですが、本書を手に取って読み進めていくと難点が多すぎて投資する意欲が無くなりました。

ブロックチェーン技術こそが本命である

「仮想通貨=ビットコイン」との図式が世間では持たれがちですが、どうやら識者の間ではそうではないようです。

ビットコインは終わった。しかしブロックチェーンは本物だ。

これこそ、本書で最も強調したかった内容です。

第三章以降はブロックチェーンに関する記述が中心となります。

ブロックチェーンとは、一定時間単位の取引記録の塊である「ブロック」を時系列で「チェーン」のようにつなぐことによりデータ保管する技術で、性質上データ改ざんがきわめて困難であることから、堅牢なセキュリティを持つ技術として一目置かれています。

国際送金や証券決済といった金融分野はもちろんのこと、流通、医療、不動産等の非金融分野にも活用できるのではと大いに期待が持たれています。

本書では国際送金・証券決済の分野に関して進行しているプロジェクトを紹介しており、国際送金分野の最有力プロジェクトとしてリップル・プロジェクトを取り上げているのです。

仮想通貨に興味があれば読んでみよう

本書ではビットコインの機能紹介にはじまり、ブロックチェーン技術の応用事例も解説しています。

この一冊を読むだけで仮想通貨に関する知識が飛躍的に向上します。

もしあなたが仮想通貨に興味がある、また仮想通貨投資に手を出そうと考えておられるなら、間違いなく一読に値する一冊です。

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