米国株主になって丸三年経ちました!~あのころは純粋だった
時の流れは早いもので、いつの間にか私が米国株株主になってから丸三年経過しました。
ETFであるはVYM(米高配当株)は2015年の段階から買っていたものの、個別の米国株に手を出しのは2016年になってからです。
2016年3月16日にP&G(ティッカー:PG)を81ドルで32株購入したのが、私の米国株主としてのキャリアの始まりでした。
昔は可愛いものだった
2016年3月のエントリー「念願の米国株主になりました!」に、私が初めて個別の米国株を買った時の感想が綴られています。
米国株買って浮かれていたのか、今読み返すと本当に初々しい感じですね。
「米国株は一度買ったら売りません。一生持ち続けるつもりでいます。」
今見ると恥ずかしい、投資経験の乏しい噴飯ものの考えですね。米株が特殊だと思っているのか、あまりにも純情すぎる。
株主に害をもたらしそうな気配のあるダメな株は米株であれ日本株であれとっとと処分すべき、というのが今の私の意見です。
無条件で一生持ち続けるなんてそんなことは出来るわけがないのです。
持ち続けるには「保有するにふさわしい優秀な銘柄であり続ける限り」という絶対的な条件が加わります。
昔は配当が好きだったんだな
3年前の記事によると米株の選択基準は以下の通りでした。
- 配当金が高めであること
- 配当金が毎年安定してもらえること
- (できれば)増配継続中であること
- 財務状況が健全であること
- リーマンショックで大幅に業績悪化していないこと
日本でも有名であること
昔の自分よ、配当、配当と一体何なんだ?
今は別にそこまで配当は重視していません。
今考えるところの条件はこうです。
- EPS(1株利益)が上昇傾向にあること
これにつきます。
所詮1株配当は1株利益の中から割り当てられるもので、連続増配であってもEPSが右上がりでなければ配当性向も上がり先細りです。こういった銘柄は本当に長期で持つにふさわしいと言えるのか?
EPSさえ上がれば、まともな企業ならば自然と毎年増配もされます。
今も長期投資で考えており、そうであれば現時点の配当利回りの高さにこだわる必要は無いのではないかなと思います。
進化したと実感した
過去のエントリーを見ると、曲がりなりにもこの三年間で投資家としてレベルアップしたのかな、と思えます。
今持っているのは12銘柄、どれもそれなりに優秀な銘柄ばかりだと自負しています。
保有銘柄>>>2019年2月28日現在の米国株保有状況公開
しかし自分の買いかぶり過ぎという可能性もあるので、無条件で持ち続けるなどと甘い考えは持たず、理由が無くなれば迷わずに手放すつもりです。
やはり身銭を切っている以上、厳しい目でシビアに判断しなければならないと思います。
色々と厳しめなことを書きましたが、米国株投資が非常に優れた投資法である認識は3年前とは全く変わりません。
3年とは言わず、4年、5年、10年とこの先もずっと米株投資を続けていきたいです。