ゆ~ていの気まぐれ投資ブログ

気の向くまま投資をテーマに綴るブログ。

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約4年間持ち続けたBAを318.55ドルで売却した

   

事後報告記事。

2020年2月3日、米国株・BA(ボーイング)を株価318.55ドルで売却しました。

この銘柄は2016年4月21日に129.00ドルで買ってからの付き合いで、約4年間持ち続けたことになりますが、ここで売却するに至りました。

売却理由は一言でいえば、先行きが見えず安心して持てないと思ってしまったから、でしょうか。

 

  • BAを318.55ドルで売却(2020/02/03)

長年のポートフォリオのエースだった

過去4年間のBAの株価チャートです。

2016年末、トランプ氏が大統領選に勝利してから株式市場がにわかに上昇した、いわゆるトランプラリーの一番の恩恵を受けたのが、このBAでした。

それまでは100ドル前後で停滞していたのが、トランプラリーによって200ドル、300ドルと上がっていき、最盛期には何と400ドルを突破するほどの勢いでした。

BAがここまで株価上昇するとは考えてもおらず、エアバスと二分する航空機メーカーで安定しており大崩れはなかろうと、配当がそれなりに入ってこればいいなと(当時は配当利回り3%超えていました)、今考えると結構甘い考えで投資した銘柄でした。

2016年4月21日、買値は129.00ドルでした。

それがトランプラリーで一気に伸び、気が付けばダブルバガー、そしてトリプルバガーにも一時手が届きそうなほどにまでなりました。

株価が伸びる上に配当まで出してくれる、夢のような銘柄でした。ビギナーのラッキーパンチが当たった様相です。

私のポートフォリオの中で、長年エースとして君臨してくれた、偉大な銘柄です。

そして赤字転落、絶望の決算

BAの株価が2倍3倍と伸びたのは、将来の利益を見込んだことだと思っています。

しかし、737MAX墜落事故で全てが狂いました

2019年第4四半期の決算を見るに、お先真っ暗です。

まず1997年以来となる赤字転落で、10億1,000万ドルの純損失となりました。

通年では純損失6億3,600万ドル、1株当たりの純損失3.46ドル、売上は約765億ドルで、言うまでも無く過去10年で最悪の数字です。売上700億台は2011年まで遡ります。2018年まで売上はほぼ右上がりで、前期は1,000億ドルを超えていたのですが、今期は20%以上も売上が減ったことになります。

737MAXの運航再開の目途は絶っておらず、今夏を目標とのことですが本当にそうなるのか保証はありません。

事故による補償も190億ドル弱(日本円にして2兆円!)と、当初の予定の2倍に跳ね上がっています。

さらに787ドリームライナーの生産も米中貿易戦争での需要減により、14機→12機→10機と徐々に数を減らしていっています。

フリーキャッシュフロー改善も2021年まで目途が立たないとのことです。

つまり、良いニュースが一つもありません

材料出尽くしで後は上がるだけ、という考えもあるかもしれません。

ただ、これから事態はさらに悪くなるかもしれないとも考えられます。

自信を持って保有することが難しいと思い、だったら手放そうと決断するに至りました。

手放したら楽になった

BAは米国株で初めてダブルバガーを達成してくれた銘柄で、愛着もあったので売る決断をするのに時間がかかりました。

決算の内容を見て相当に考え、やはり売るのが一番良いと決断し、BA株全てを売却しました。

手放したことで気分が晴れ、胸のつかえがとれました。

BA売却して出来たお金は、さっそく別の銘柄にあてました。

個別株に投資するとは事業リスクも一緒に背負うということ、これからも個別株投資をやる以上、今回のBAのような判断が難しいケースが出てくると思いますが、自分のものさしのみを頼りに悩みながら決断していくつもりです。

 - 実トレード_米国株