アップルは2013年から曲がり角を迎えていた
これで何度目になるか分からないですが、今日もアップルネタです。
現在いくつかの銘柄の米国株を保有しておりますが、その中で最も金額が大きいのがアップル(AAPL)です。
そのせいか、アップルに関して色々とブログでネタにしたくなるのです。
毎日アップル製のiPhone5を使っているから、アップルへの応援の気持ちをより膨らませているのかもしれません。
タイトル通り、アップルは3年前、2013年から曲がり角を迎えていると指摘されていました。
2013年のアップル評論
家の本棚から「初歩からの世界経済」というタイトルの本を発見しまして、現在これを読んでいます。
この本は2013年10月に日本経済新聞社から出版されたもので、タイトル通り世界経済を初歩から解説する内容となっています。
家の本棚にあったということは、この本を読んだってことになるのですが、読んだ記憶が全くありません。
で、せっかく見つけたのだから読んでみようと、現在読書中です。
前置きが長くなったですが、この「初歩からの世界経済」に、アップルについて言及した項があったのです。
青年期から壮年期へ アップルのこれから
かいつまむと、以下のような内容が書かれていました。
- アップルの成長路線が大きな転機を迎えている
- 2012年9月に「iPhone5」を発売してから潮目が変わった
- なぜなら、「iPhone5」にはこれまでのような革新的機能が無かったからだ
- これを受け、一時アップル株価は40%下落した
- 収益力にも陰りが出てきた
- 利益を生み出す「青年期」から安定成長の「壮年期」への転換期を迎えている
- 「壮年期」への転換は自然なことで、マイクロソフトやインテルも同じ道をたどってきた
- スマホ需要が急速に伸びているのは新興国だが、インドやロシアでは苦戦中
- 利益率の維持には新製品・新サービスの開発が必要だが、現在のアップルにその能力があるか疑問である
- アップルが競争力・ブランド力を維持できるか注目である
これらは2013年10月時点の、アップルに対する評論なのですが、どのように思われましたか?
あれ?今と全く一緒じゃないか!?
私の感想は、これでした。
「iPhone5」を「iPhoneSE」に置き換えると、これらは殆ど今も当てはまるのではないでしょうか。
要はアップルの成長が鈍ったと言われているのはつい最近のことではなく、3年前からだったのですね。
アップル株の銘柄分析をしたときも、明らかに2012年から成長鈍化していると感じました。
とはいえ、曲がり角を迎えたといわれつつも、2013年~2015年でジワジワ収益を伸ばしています。
この実績から、今後も高確率で大崩れすることなく、ゆっくりと成長を続けるものと期待しています。