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【米国銘柄&株価分析】エクソン・モービル(XOM)~バラつく利益、割高な株価

   

米国株分析、第11弾!エクソン・モービル(XOM)!

私は米国株を10銘柄保有しているのですが、これらの銘柄に対しては全て分析済みです。

今回のエクソン・モービルは保有していませんが、10銘柄をそろえる前も有力な購入候補として最後まで迷いました。

これからはこういった、注目はしていたけど購入はしなかった銘柄に対しても分析していきたいと思います!

エクソン・モービル銘柄分析

エクソン・モービルとは

石油や天然ガスに関する事業を展開している企業です。

川上(探査・開発)から川下(精製・販売)まで、オールマイティにこなします。

もともとは、エクソンとモービルは別会社だったのですが、1999年に両社は合併し、世界一の石油企業の地位に就きました。

日本においては、国内3位の東燃ゼネラルと提携しています。

もっとも、近年エクソン・モービルは日本の事業にそんなに熱心ではなさそうです。

エクソン・モービル株 基礎情報 (2016年8月5日時点)

ティッカー XOM
株価(ドル) 87.56
市場 NYSE
採用指数 DOW30 / S&P500
業種 石油・ガス精製/販売
設立年/上場年 1882年 / 1920年
決算期 12月
地域別売上構成(比率%)

米国(35.5)、英国(9.1)、カナダ(8.8)、イタリア(5.3)、ベルギー(5.1)、フランス(4.6)、シンガポール(4.2)、ドイツ(3.9)、その他海外(23.5)

PER 34.7
PBR 2.1
ROE(%) 9.36
ROA(%) 4.71
配当利回り(%) 3.36
過去10年EPS成長率(%) -5.84

PERが34.7とかなり割高ですね。

配当利回り3.36%はさすがの一言です。

ただ、株主資産でどれだけ利益を出せるかを表すROEが、9.36%と物足りない数字です。

米国企業のROEの平均は約12%と言われていますから、平均以下ということになります。

ちなみに、日本企業の平均ROEは約8%です。日本企業には勝っていますね。

過去10年間の株価チャート

20160805_1

うーん・・・。あまり成長は無いですね。

2016年時点で、2007,08年あたりにつけた90ドル超を抜けていません。

07,08年で買ったとして、リターンはほぼ配当金のみになります。

とはいえ、配当が良いのがこの銘柄の強みなのだから、株価が横ばいでも保有価値はあるかと思います。

過去10年間の収益・および配当

20160805_2

うわ、汚いグラフ・・・。

今まで分析してきた銘柄の中では、最もバラツキがあります。

特に08年→09年で、営業利益が激減しています。

リーマンショックがあったとはいえ、たった一年でこんなに減るものなんでしょうか?

営業利益が激減しているわりに、純利益の減少具合は控え目です。特別利益を出して乗り切ったのでしょうか。

15年は原油安の影響もあり、過去10年で最悪の数字となっています。

にもかかわらず、株価は2010年あたりよりも高くなっています。

増配銘柄なだけあり、配当だけは綺麗な形をしています。

バランスシート(貸借対照表)

20160805_3

固定資産の割合が大きいですね。

わずかに流動負債が流動資産を上回っています。

石油販売で即換金できるのであれば、そんなに問題ではないでしょう。

純資産が負債を上回っており、堅実な経営をしていることが伺えます。

感想

過去10年の利益を表したグラフを見るに、安定して利益を出せていない印象です。

まるで為替に振り回される日本企業のようです。

利益は原油相場次第で、企業努力ではいかんともし難いということでしょうか。

2015年は最悪の成績にも関わらず、現在の株価は大して下がっていません。

PERも30を超えていることから、今は割高と言わざるを得ないかと思います。

(PGやKO、MCD等も割高といわれてますが、これらのPERは30以下です)

でも、配当金は安定しているので、配当目当ての銘柄と割り切れば、購入しても良いかもしれません。

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