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トランプ大統領誕生!今年市場は二度誤った!

   

共和党のドナルド・トランプ候補が270票以上を集め、第45代アメリカ大統領に選ばれました。

トランプ旋風は海の向こうである日本市場にも上陸し、日経平均株価は前日比ー5.36%となる919円も下落しました。

対抗である民主党のヒラリー・クリントン候補はやはり相当に嫌われていたようですね。

相場には「相場のことは相場に聞け」や「相場は何でも知っている」といったアノマリーが存在するのですが、クリントン勝利を織り込んだ今回は外れてしまいました。

いや、実は今年既に一度外しています。

それは6/24のイギリス国民投票で、前日までイギリスのEU残留を織り込んでいたのが、ふたを開けてみるとEU離脱の結果となったのでした。

つまり、今年は二度、相場は間違ったことになります。

 英国民投票直前、相場はEU残留を折り込んでいた

日経平均株価の話です。

イギリス国民投票日である6月24日の1週間前の17日、日経平均は15,599円でした。

そこから国民投票前日の23日までグングン株価は上昇していき、23日の終値は16,238円と、一週間で600円以上株価が上がりました。

まるで「EU残留派の勝利は決まっている」といわんばかりでした。

が!

投票当日の24日、なんとEU離脱派が勝利してしまいました。

市場は大パニックで、日経平均はたった一日で前日比1,286円も下落し、これは16年2か月ぶりの暴落という、まさに狂気のような相場となりました。

EU残留を見込んだ相場の予想は完全に外れたのです。

大統領選直前、相場はクリントン勝利を折り込んでいた

ここでも日経平均株価の話をします。

11月1日まで、株価はほぼ右肩上がりでした。クリントン候補が大統領に就任しても、現状とほぼ変わらないであろうと市場は判断していたため、クリントン優勢の時は株価も上がる傾向にありました。

11月2日と4日はトランプ・リスクが意識されはじめたのか、急激に株価が下落しました。

17,442円から16,905円と、二日間で500円以上も下落したのです。

ところが、FBIが私的メール問題でクリントン候補を訴求しないと報道されると、8日には17,200円台まで株価を戻すことになりました。

つまりは大統領選前日の8日の段階で、市場はクリントン勝利を折り込んだことになります。

それがフタをあけてみるとトランプ氏が勝利して、予想外の出来事に市場関係者は驚き、日経平均株価は前日から919円も下げることとなってしまったのです。

上述のEU離脱の時ほどではありませんが、予想をひっくり返された相場は荒れることとなりました。

市場が予測できないことは、個人も予測するのは難しい

「相場のことは相場に聞け」

「相場は何でも知っている」

このような相場の格言が今年2回もひっくり返されてしまいました。

果たして、イギリスのEU離脱とトランプ大統領の出現を個人で予測できた人はいるのかどうか。

ちなみに私はEU離脱はしないと思っていたし、トランプ氏も可能性はあるが何だかんだでクリントン氏が選ばれるのではとぼんやり考えていました。

おそらく市場のプレイヤーも、そう考えていたのでしょう。

だから、予測がひっくり返されて、このような荒れ模様の相場となったわけですね。

このような国の行き先を決定づける重大な選挙イベントを、右に向くか左に向くかを予想して当てるのは、至難の業だとはっきり分かりました。

市場でも誤ることを個人が当てるのは難しいということでしょう。

優秀な投機家であれば、このような相場は絶好の投機機会で、大きく資金を増やすチャンスなのでしょうが、よほどの経験と勘と度胸が無ければ厳しいのでしょう。

私のような経験も勘も度胸も資金も無い一般投資家は、何もせずに静観するのが一番です。

 - 時事