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株価下落中の関西電力(9503)は今買いか?

   

今年に入って2月中旬まで一方的な下落一辺倒だった日本株式市場も、ようやく落ち着きを取り戻しつつあります。

一部では3月10日に大暴落が起きると噂されていましたが、何事もなく穏やかに過ぎ去りました。

そんな穏やかな株式市場において、目立って株価を下げた銘柄があります。

関西電力(9503)です。

市場心理が行き過ぎて不当に株価を下げているのならば、戻りを期待して狙って買ってもいいかもしれませんが、関西電力の場合はどうなのでしょうか?

自分なりに考えてみました。

関西電力の過去ひと月の株価チャート

20160312_1

およそ1200円~1300円の範囲で落ち着いていたものが、3/10を境に大幅下落しています。

3/11の終値が1004.5円と、もう少しで1000円を割り込みそうです。

下落の主要因

高浜原発3、4号機に対して、運転停止命令が下されたのが嫌気され、株価下落に繋がったとされています。

フル稼働していた高浜原発3号機(4号機は元よりトラブルで停止中)が地裁による停止命令を受けて、急遽運転を停止せざるを得なくなったのですが、これが電気料金の値下げを断念する所となりました。

そもそも関西電力は、他の電力会社と比べて原発依存度が高いとされています。

これまで原発の再稼働に注力していて、再稼働にこぎつけた高浜原発3、4号機に加えて、大飯原発3、4号機に対しても安全審査合格に向けて尽力してきました。

おまけに老朽した高浜原発1、2号機まで安全審査に合格して、再稼働の目途が立ちつつあります。

これら6機が全て稼働した場合、1年間でおよそ4000億円もの収益改善が見込まれるとのことです。

原発再稼働に向けて順風満帆と思われた矢先の高浜原発3、4号機の停止命令です。

株価下落は必然といえるでしょう。

関西電力株、今買いか?

私としては、今は様子見が一番と考えます。

なぜなら、上記のとおり関西電力は原発依存度が高く、今回の停止命令によって他の原発の再稼働も当分先延ばしになりそうだからです。

原発再稼働ありきで考えていた関西電力にとっては大打撃でしょう。

証拠に、停止命令が出てすぐに電気料金の値下げ延期を発表しました。

それに、関西電力株のPBR(株価純資産倍率)は、他の電力会社と比べて割安感が無い。

関西電力のPBRは3/11の終値ベースで0.77倍。中部電力は0.70倍で、東京電力に至っては0.39倍です。

まだまだ買うには高いです。

当分上がる材料は無さそうだし、逆に下落余地を残していそうです。

よって、目立って下がったからと言って、すぐに飛びつくにはまだ早いと考えます。

ただし、再び原発再稼働の流れになれば、再度の上昇が見込まれるので、監視銘柄として常時チェックするのも良いと思います。

(※上記はあくまで個人的見解で、推奨するものではありません。)

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