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利上げ後の東洋経済の円高煽り記事とWEDGEの良記事

      2016/09/23

いよいよ明日、日本時間の深夜4時30分にイエレンFRB議長の会見が行われ、利上げ宣言がなされます。(もう確定といっていいでしょう) 利上げの局面は2004年以来とのこと。約10年ぶりに迎えるビッグイベントです。

私含む投資家の皆様にとって、この利上げに伴って円安に振れるのか、或いは円高となってしまうのか、とても気になるところと思います。

東洋経済とWEDGEの記事

各メディアが利上げの影響に関して、それぞれの思う所を存分に語っています。

株価は上がる、いや下がる。債券の長期金利はこうなる、ああなる。円高だ、いえいえ円安だ。etc… その中で、気になるのが「東洋経済オンライン」。

一貫して円高予想の記事を発信しています。

円安終焉へのカウントダウンが始まった

1ドル102円台の「円高時代」がやって来る?

1ドル102円台なんて、飛躍もいいところです。東洋経済の記者さんは本気でこんなことを考えているのでしょうか?

しかも102円台とする根拠が、「過去3回の利上げ局面で1年で平均23.5円の円高になっているから」ときました。

140円からと120円からでは、同じ23.5円の円高でも意味合いが違うだろうし、なにより為替は国同士の通貨の綱引きだから日本の経済状況も鑑みるべきでしょう。

しかしよくみると、それは「約1年間」と期間限定であることを明記してあります。それ以降は、「その後はドル円相場が反転し…」とこれまた明記してあることにより、この記者さんもずっと円高相場が続くとは考えてはいないでしょう。

にもかかわらず、タイトルは「円高時代がやってくる」です。たった1年間の円高で時代などと言えるのでしょうか?

なにやら、東洋経済には読者に円高が来ることを意識させたい意図がありそうです。円安になると都合が悪いスポンサーがバックについているのでしょうか・・・

なんにせよ、タイトルで過剰に円高を煽る手法は感心できません。これではまるで日刊ゲン●イです。

東洋経済の粗悪記事は置いておいて、利上げ後の展望についてとても良質な記事もご紹介します。

結局どうなる米利上げ 円安もたらすか、円高誘発か

WEDGE」の記事です。一読の価値は十分にあります。

利上げ後に円高とメディアが報じるのは、一定期間のみを切り出すからであって、長期では徐々に円安になると論じています。過去のデータに照らし合わせての記事ですので、説得力があります。

そして利上げ後に円高になる理由としては、利上げは前もって予告されていて市場も徐々にそれを盛り込んでおり、利上げが実際に行われた後は行き過ぎた分の調整が起こるから、と説明しています。

ともすると、今回の利上げも過去を参考にすると、利上げ直後はしばらく円高にふれるけど長期は円安に向かう、と考えるのが妥当ではないでしょうか。

2016/09/23追記

現在のドル円為替は約101円です。

去年12月から約9か月経過しましたが、東洋経済が主張した「1ドル102円台」は大当たりとなりました。

当時は文中にもあるとおり「何をバカな」と一笑に付していたのが、現実となりました。

市場は何が起こるのか分からないものだと勉強させてもらいました。

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