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Appleが毒りんご?理に適った判断をしただけでは・・・

      2016/01/26

私は「週刊ダイヤモンド」を毎週購読しているのですが、2016/1/23号に気になるといいますか、興味深い記事がありました。

「米アップルに隷属する液晶産業のリスクと悲哀」

今日はこの記事の簡単な紹介と、それに対する所感をテーマにしようと思います。

この記事の要旨は、”日本の液晶企業がアップルからの受注減で大変だ、アップルのバカヤロー”といったところでしょうか。

iPhoneの液晶は、日本企業ではシャープとジャパンディスプレイが生産をしており、シャープはiPhoen6s用の液晶を、ジャパンディスプレイはiPhoen6sに加えてiPhone6sプラスの液晶を提供しています。

iPhone6は当初の見込みよりも需要が少ないらしく、初期計画の3割減産となったようです。

このAppleからの減産でしわ寄せが来るのが、液晶メーカーであるシャープとジャパンディスプレイというわけです。

当初見込んでいた液晶の売上が単純計算で30%減になってしまいますから、それは確かに一大事でしょう。

2014年度ですが、アップルからの売上高が、シャープが5530億円、ジャパンディスプレイが3212億円とのことですので、2015年度も同等であれば、数百億も売上が減ってしまうことになります。

液晶メーカーからすると、たまった話ではありません。

アップルからの受注計画をもとに資金繰りのスケジュールを組んでいるでしょうから、その見直しを迫られることになるかもしれません。

記事中に「減産という毒リンゴを飲まされる」とユニークな表現を使っていました。

液晶メーカーの立場からすると、その通りでしょう。

しかしながら、アップルの立場からすると、無駄に在庫を抱え込まないための計画変更に過ぎません。

決して液晶メーカーをいじめるとかではなく、需給を見極めたうえでの合理的な判断をしたまでではないでしょうか。

アップルは世界を代表する超一流企業で、S&P500の構成率も上位に入っているほどです。

アップルには、利益を確実に出して世界中の投資家達に還元する義務があります。

必要分だけ生産してコストを抑えるのは、至極当然のことだと思うのです。

シャープ&ジャパンディスプレイは確かに大変でしょうが、致し方ない事ではないでしょうか。

液晶事業の悲哀が確かに伝わりました。

ダイヤモンドはこうした良記事をたくさん掲載してくれているので、今では毎週欠かさず買っています。

710円とちょっとお高いですが・・・。

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