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高分配金で投資家を釣るアルファ・カルテットのヤバさ

      2016/10/05

先日、マネックス証券から以下の趣旨のメッセージを受け取りました。

「日本株アルファ・カルテット(毎月分配型)の信託期間を延長する」

率直に申し上げて、あっそって感じです。

投資に目覚めた去年8月、いくつかの毎月分配型投信を購入しており、その中の一つがこのアルファ・カルテットです。

はっきりいって、この投信に手を出したことを非常に後悔しております。

マネックスからのメッセージ内容

以下、マネックス証券からのメッセージを引用します。

このお知らせは、2016年6月3日時点で、「日本株アルファ・カルテット(毎月分配型)」(以下、「当ファンド」といいます。)を保有されているお客様にお知らせしております。

このたび、当ファンドは2016年6月4日をもって信託期間を下記のとおり延長する旨、委託会社である大和住銀投信投資顧問株式会社より通知がございましたので、お知らせいたします。

【変更内容】
償還日 : (変更前)2019年4月4日 ⇒ (変更後) 2024年3月4日
【変更日】
2016年6月4日

要するに、投信の運営を約5年間延長するってことですね。

存外人気が出たものだから、もう少し続けてみようとの腹積もりなのでしょうか。

日本株アルファ・カルテット(毎月分配型)とは

一言で言えば、パッと見よく分からん複雑な方法で高リターンを狙って、毎月高水準の分配金を支払うことを目標としている投資信託です。

もう少し詳しく書くと、まずは日本株(TOPIX)を購入して、これをブラジルレアル建てとし、さらに株&為替に対しオプション取引を行うという、とてもカオスな運用をしています。

俗に4階建て投信と呼ばれており、リテラシーのある投資家からの評判が非常に悪い投資信託です。

当初は毎月300円の分配金を出していましたが、採算が合わなくなってきたのか、去年の10月に200円に減額し、今年の4月から100円にまで減ってしまいました

基準価額も右肩下がりで、現在進行形で下がり続けています。

正直、高めの分配金で、(当時の私のような)投資初心者を釣るために誕生した商品だと思えてなりません。

私の保有状況(トータルリターン)

20160607_1

  • 4列目:現在評価額
  • 5列目:受け取ってきた分配金の合計
  • 7列目:購入時評価額
  • 8列目:トータルリターン

毎月分配型投信の成績を見るのに、評価額をそのまま持ち出すのはフェアではありません。

ここは、【(現在評価額+分配金合計) ー 購入時評価額】で求められる”トータルリターン”を持ち出したいと思います。

このトータルリターンが実質の損益となります。

また、アルファカルテットのみでなく、同じく毎月分配型投信である「ラサール・グローバルREITファンド」(通称ラリート)を併記しました。

 

アルファカルテットとラリート、トータルリターンは両方マイナスとなっています。

しかし問題は、マイナスの幅の大きさが両者で全く異なる事です。

ラリートの方は、パーセンテージにしておよそ9.2%の損失です。

購入したのがチャイナショック直前と、おそらく最悪の時期に手を出してしまったにもかかわらず、損失は1割以下に収まっています。

それに対し、アルファカルテットの方は何と24.3%!!

元本のおよそ1/4が吹き飛んだ計算になります。

同じ毎月分配型投信のラリートと比べると、アルファカルテットのパフォーマンスが凄まじく悪いことが鮮明になります。

さて、これからどうするか?

迷っています。

アルファカルテットの元本は8万円弱。

もうどうやっても元本を回収することは不可能でしょう。

このような投信はさっさとオサラバするか、若しくはあえて持ち続けて評価額の推移をブログに載せて情報提供するか・・・。

この投信に手を出した理由は単純明快、高分配金に釣られて興味本位で買ってしまった、言い換えると自分のファイナンシャル・リテラシーが不足していたためです。

だから、もし縁あってこの記事を読んでくださっていて、たくさんの分配金を出す毎月分配型投信に興味を持っているあなたに、僭越ながら体験者の言として忠告をさせていただきます。

分配金の大きさに目がくらんで、アルファカルテットのような良く分からない運用をしている投信を買うのは止めておきましょう!!

高確率で損をします!!

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