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【書籍紹介】『最高のリーダーは何もしない』行動型から思考型へ

      2016/10/09

今日は書籍紹介の日とします。

タイトルは「最高のリーダーは何もしない」です。

投資にはあまり関係の無いビジネス書ではありますが、個人投資家であり社会人でもある私にとって、中々参考になる内容だったので、ご紹介させていただきます。

書籍情報

書名:最高のリーダーは何もしない―――内向型人間が最強のチームをつくる!

著者:藤沢 久美

出版社:ダイヤモンド社

発売日:2016/2/5

ページ数:216

どんな内容か?

作者の藤沢久美氏は職務上、1000人以上のトップリーダーに対してインタビューをしてきた経歴があります。

その作者が実感するに、今の時代、求められるリーダーシップは変化しつつあり、それは本の題名通り「最高のリーダーは何もしない」ものである、とのことです。

リーダーといえば、自らが動き回って先頭に立って組織を牽引する先行者を想像するかと思われますが、そうした従来のリーダーから、今の時代にフィットしたリーダーへシフトするのに、6つの発想展開を提言しています。

  1. 「人を動かす」から「人が動く」へ
  2. 「やるべきこと」から「やりたいこと」へ
  3. 「命令を伝える」から「物語を伝える」へ
  4. 「全員味方」から「全員中立」へ
  5. 「チームの最前線」から「チームの最後尾」へ
  6. 「きれいごとも」から「きれいごとで」へ

この本のココがよかった

指導者に関するテーマなだけあって、世の中のリーダーたちがどのような思考回路で組織を率いているのか、具体例を持って説明してくれています。

小難しい表現は一切使っておらず、簡潔かつ明確にリーダーの行動・思考・哲学について言及しています。

どれも参考になったものばかりですが、一つ例を挙げると、「直感での決断を論理的な言葉に置き換える」ことで、これは6つの発想転換のうちの”物語を伝える”に該当します。

リーダーが考えて考え抜いて、最後に直感で決めた決断を、社員や株主・消費者が納得できるような論理的な言葉に変換する、つまりは物語形式にする言語力と発想力が必要であるとのことです。

このように、「黙ってオレについてこい!」みたいなカリスマリーダーではなく、きちんと説明責任を果たして対話を重ねることによって、自らのビジョンを浸透させるリーダーの方が、今の時代に求められる理想のリーダー像ということなのでしょう。

どんな人におすすめ?

全てのビジネスマンにおすすめです。

特にリーダー候補の方々。

私ぐらいの年齢の方は、プロジェクトのリーダー/サブリーダーであったり、後輩に指導する機会があったりと、人を指示する立場の方もいらっしゃるかと思います。(組織そのもののリーダーである方も当然いらっしゃるかと思います。)

そうでなくても、年齢が上がるにつれて徐々に”リーダーシップ”が必要な局面が出てくると思います。

そういった方々が本格的にリーダーになる前に、リーダーの心構えを学ぶのに本書はうってつけです。

まとめ・感想

ちょっとタイトルに偽りありで、リーダーは「何もしない」というわけではありません。

最高のリーダーは”物理的に行動する”のではなく、”常に考え続ける”のだと本書は主張しています。

動いてはいなくて考えているのだから、外からだと何もしていないように見える、だから「何もしない」とあえて表現しているわけですね。

「リーダーって何もしなくてもいいの?リーダーって楽じゃん」と思われていたら、それは大きな間違いで、むしろ”考える”という過酷な仕事を四六時中行わなくてはなりません。

自分がリーダーになるかは置いといて、普段から物事をしっかり考えるクセをつけて、仕事にも投資にも活かしていきたいと思いました。

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