81年生まれが投資による資産運用を真剣に考える

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困ったときの口先介入!麻生財務大臣の発言は効果絶大!

   

「場合によっては必要な措置を取る」

このフレーズに聞き覚えはありませんでしょうか?

これはいわゆる”口先介入“というものです。

口先介入とは影響力のある人物が発言することで、実弾を伴わずにある程度市場をコントロールする行為です。

ここ1か月の急激な円高で、麻生太郎財務大臣は上記のような発言を繰り返し、(主に海外からの)投機筋をけん制して為替の正常化を図っています。

この麻生大臣の口先介入、物凄く絶大な効果を上げています。

口先介入の影響力は絶大!

どれほど口先介入がスゴイ影響力を持っているか、検証してみましょう。

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ケース1:4月8日

急激な勢いで円高が進む状況を見かねて、麻生財務大臣は4/8の朝、以下の発言をしました。

「場合によって必要な措置をとる」

冒頭のフレーズはこの発言をまるまる拝借しました。

上記チャートを見てわかるように、4月に入って毎日のように円が高騰していました。

ところが、この発言をきっかけに円高がピタっと止まったのです。

以降しばらくは日銀追加緩和の期待もあって、円安に流れていきます。

これだけで財務大臣の発言力がいかに絶大かわかろうというものです。

もしもこの麻生発言が無ければ、もっと円高が進んでいたに違いないという声もあるほどです。

ケース2:5月9日

日銀追加緩和のアテが外れ、ゴールデンウィーク中に恐ろしい勢いで円高が進み、一時は105円台にまでなってしまいました。

GW明けの9日、またしても麻生財務大臣が介入を示唆する発言(=口先介入)を行いました。

「必要なら為替介入する用意がある」

4/8とほぼ同じニュアンスですね。

この発言を受け、今度は一日のうちに大きく円安が進みました。

一夜明けた今日(10日)、ドル円は109円をつけています。

この円安を受けて市場に安心感が広がり、株価も軒並み上昇することとなりました。

口先介入を侮るなかれ

このように、財務大臣の口先介入によって、本来ならばもっと円高に進んでもおかしくない局面を、正常な方向へ巻き戻すことに成功しています。

ネットとかでは、「口で言うだけで実際に何もしていない」「口だけじゃ効果がない」「はったりだ」など、口先介入に対してネガティブな意見を見かけますが、これは誤解で、非常に効果的であることがわかります。

むしろ麻生大臣が口先介入していなかったら、もっと円高が進んでしまい、今以上に市場は混乱していたのではないでしょうか。

口先介入も立派な介入、市場プレイヤーは財務大臣の発言を決して軽視してはいけないのだと、改めて認識しました。

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