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【米国銘柄&株価分析】ファイザー(PFE)~後発薬の事業強化で更なる成長を期待

      2016/08/06

早いもので3月は終わり、新年度が始まろうとしています。

2016年も4分の1が終了します。

この3か月は何だかあっという間だった気がします。きっと6月が終わるころに、同じことを思うのでしょうね。

さて、今日は米国株分析第二弾、私が狙っている銘柄の一つである、ファイザー(PFE)の銘柄分析をやってみようと思います。

ファイザー銘柄分析

ファイザーとは

ファイザーとは世界を代表する製薬会社で、循環器系やワクチン、中枢神経系の新薬を開発している会社です。

日本では露出度がいまいち低いかもしれません。

2009年ごろから日本の著名な製薬会社であるアステラス製薬と合同で「カデュエット配合錠」の販促活動、および販売していましたが、2015年3月に契約が切れてファイザー単独に販売移管することとなりました。

近年は買収に積極的で、2014年に米イノファーマを、2015年9月にはホスピーラを買収しました。

また、2015年11月には同じ製薬会社のアラガンとの合併を発表しました。(※下記追記参照)

背景には後発薬(ジェネリック医薬品)に関する事業を強化する狙いがあるようです。

(※)2016年4月6日追記

アラガンとの合併は白紙となりました。

アラガンがあるアイルランドへ本社を移しても、節税にはならないと判断したためとのことです。

この発表により、ファイザーの株価は上昇し、逆にアラガンの株価は下降しています。

ファイザー株 基礎情報 (2016年8月5日時点)

ティッカー PFE
株価(ドル) 35.44
市場 NYSE
採用指数 DOW30 / S&P500
業種 医薬品
設立年/上場年 1942年 / 1944年
決算期 12月
地域別売上構成(比率%) 米国(44.4)、新興国(22.8)、西欧・北欧(19.9)、その他先進国(12.9)
PER 29.0
PBR 3.4
ROE(%) 10.24
ROA(%) 4.15
配当利回り(%) 3.33
過去10年EPS成長率(%) -9.25%

PERから見るに、P&Gとほぼ同様、株価は株価は割高な感じです。

配当利回りは相当良いですが、増配記録を持っているわけではありませんので、利益が芳しくなければ利回りも低下する恐れがあります。

過去10年間の株価チャート

20160805_8

標準的な米国株チャートです。

つまり、08、09年に大きく下げて、10年以降ゆっくり上昇し、15年には高値更新しています。

過去10年間の収益・および配当

20160805_9

かなり波があります。

利益のピークは2013年で、ここだけ1株利益が突き抜けています。

それにしては、株価は13年にそれほど上昇していませんね。

14年、15年と利益は下がっていますが、株価は横ばいな感じです。

ファイザーは、利益と株価が素直に連動していない印象を受けますね。

配当に関しては、2010年以降は増配を続けています。

バランスシート(貸借対照表)

20160327_2

(※)単位:百万ドル、2015/12時点

流動資産が流動負債のや約1.5倍と、財務状況はとても健全といえるでしょう。

経営危機に陥ることはなさそうです。

ただし、2014年から現金がおよそ2/3に減っています。おそらくは買収費用の足しにしたものと思われます。潤沢な資金を使って事業拡大を狙っているのでしょうか。

感想

利益が減少傾向にあるものの、ただ手をこまねいているわけではなく、現状を打破しようと積極的な買収&合併を行っています。

そもそもファイザーは2011年ごろから新薬の特許が切れて売上が減り、その需要を後発薬に奪われた背景を持ちます。

日本では後発薬はあまり浸透しておらず約20~30%とされていますが、欧米では過半数を超えるといわれています。

ファイザーは後発薬事業を強化するために、買収&合併を繰り返しているものと見て良いかと思います。

特にアラガンと合併することにより、ファイザーは世界最大の製薬会社となります。

財務状況は健全であることだし、今後のさらなる成長を期待して、今ファイザー株を買うのも選択肢として当然ありだと思います。

 

 

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