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【米国銘柄&株価分析】スリーエム(MMM)~利益と株価がピッタリ比例

      2016/08/06

米国株分析第九弾です!

今日は私も保有している、スリーエム(MMM)を分析してみます。

このスリーエムという会社、いろんな事業に手を出していて何が本業なのかよく分かりません。(汗)

さて、スリーエムの過去10年の株価・利益はどのように遷移しているのでしょうか?

スリーエム銘柄分析

スリーエムとは

スリーエム、あまり日本ではなじみが無さそうなのですが、実はそんなことはありません。

日本においてはスリーエムジャパンとして事業展開しており、法人には「ヘルスケア」「自動車関連」「電力・エネルギー」「通信」「建設・建築」等のサービスを提供、個人には「家庭用品」「DIY向け製品」「個人向け医療用品」等の販売をしています。

事業の幅が広すぎて、何が本業なのか分からない!!

一般消費者にとって身近な代表的な商品は、粘着テープでしょうか。

文房具屋さんをのぞいてみると、製造元が「3M」と書かれてある粘着テープを目にすることが出来るはずです。

スリーエムのように様々なカテゴリーの事業を展開している企業を、コングロマリットといいます。

スリーエムは、コングロマリットの代表格であると言って過言ではないでしょう。

スリーエム株 基礎情報 (2016年7月8日時点)

ティッカー MMM
株価(ドル) 177.12
市場 NYSE
採用指数 DOW30 / S&P500
業種 産業コングロマリット
設立年/上場年 1929年 / 1946年
決算期 12月
地域別売上構成(比率%)

米国(39.8)、アジア太平洋(29.9)、欧州・中東・アフリカ(20.6)、ラテンアメリカ・カナダ(9.9)

PER 22.8
PBR 9.2
ROE(%) 38.95
ROA(%) 15.12
配当利回り(%) 2.41
過去10年EPS成長率(%) 4.59

PER22.8倍と少し割高かもしれませんが、まだ適正株価に収まっているといえます。

自己資本でどれだけ利益を出せるかを表すROEも38.95%と文句の言いようのない水準です。

配当利回り2.41%はまずまずでしょう。

欲を言えば、EPS(1株あたりの利益)成長率が4.59%はやや物足りない感じで、もう少し成長が欲しいでしょうか。

過去10年間の株価チャート

20160709_1

2007~09年にガクッと下がって、それからは右肩上がり。

米国株分析をしていると、こういったチャートをよく見かけます。

過去に分析した銘柄ですと、ボーイング(BA)やコカコーラ(KO)がこれと類似の形をしていました。

2009年ごろにスリーエムを仕込んでいたら、いまごろ資産価値が3倍になっていたんですね~。

過去10年間の収益・および配当

20160709_2

利益は株価チャートと全く同じ形をなぞっています。

こんなにきれいに相関しているのは逆に珍しいのではないでしょうか。

あと目につくのが、1株配当が13年→14年→15年と急上昇しています。

利益をどれだけ配当に割り当てるかを示す配当性向が、年々上昇しているのです。

この傾向は今後も続くのでしょうか?

バランスシート(貸借対照表)

20160709_3

負債と純資産の割合がおよそ1:2で、それほど財務レバレッジをかけているわけではないようです。

にもかかわらず、ROE38.95%は本当に立派です。

流動資産が流動負債を大きく上回っているのも安心材料の一つです。

感想

スリーエムの株価チャートと利益は完璧な比例関係であると言って良いでしょう。

過去10年でこの傾向が顕著に出ているのだから、今後もスリーエム株価は利益に依存する可能性が高そうです。

そういった意味では、株価の予測が立てやすい銘柄なのではないでしょうか。

あと、年々配当を増やしているのも好印象です。

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