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【米国銘柄&株価分析】マクドナルド(MCD)~純資産激減は株主のため?

      2016/08/06

米国株分析第八弾、今日はマクドナルドをやってみます!

今年の5月の下旬に日本円にして約15万円分、新たにマクドナルド株を購入しました。

外食業界の巨人の各指標や財務状況は、どのような感じになっているでしょうか。

マクドナルド銘柄分析

マクドナルドとは

駅前にも、郊外にも、殆どの場所に目につく「M」の文字。

注文してから程なくして出てくるハンバーガー。

ハンバーガーやポテト、ドリンクはどの店舗でも全く同じ味。

お手頃な値段、まずまずの味。

スマイルに限っては出血大サービスの0円!!

日本人にとっても、もはや日常の一部になっているといっても過言ではない外食チェーン店、それがマクドナルド。

関東ではマック、関西ではマクドと略称に住み分けがあるようだが、「マクド」と呼んでいる人を見たことが無い。

個人的に一番好きなメニューが、毎年秋ごろに期間限定で登場する月見バーガー。

そしてなんといってもフライドポテト!貧乏舌なのか、マクドナルドのポテトが一番しっくりくる。

ただし、冷めたらとてもまずいので、アツアツのうちに一気に食べるのが吉。

お持ち帰りで電子レンジでチンしてもやはりまずい。すぐに食べないのなら、ポテトは注文しない方が良いかも。

 

あれ、何の話をしていたんでしたっけ??

いつの間にか、マクドナルドのグルメレポートみたいになってしまいました・・・。

マクドナルド株 基礎情報 (2016年7月1日時点)

ティッカー MCD
株価(ドル) 120.4
市場 NYSE
採用指数 DOW30 / S&P500
業種 レストラン & バー
設立年/上場年 1964年 / 1966年
決算期 12月
地域別売上構成(比率%)

米国市場(39.0)、国際リード市場(18.6)、高成長市場(14.4)、ファウンデーション市場・コーポレート(28.0)

PER 23.2
PBR 27.4
ROE(%) 45.43
ROA(%) 12.55
配当利回り(%) 2.92
過去10年EPS成長率(%) 6.04

本家アメリカが40%、その他の地域が60%の売上構成です。

そして何と言っても目につくのは、PBR(純資産倍率)が27.4倍もあるという点です。

純資産に比べて負債の割合が大きくなるほど、ROEやPBRは増加する傾向にあります。(財務レバレッジを上げていることになります。)

過去に分析した米国株では、ボーイングとIBMが財務レバレッジの高い企業に該当するのですが、これらの銘柄のPBRはこれほど高くありませんでした。

(ボーイングが20.7倍、IBMが9.4倍です。ボーイングも十分高いけど、マクドナルドはそれ以上ですね。)

これは後述しますが、純資産が2013年から急激に減っていっているのが原因です。

配当利回りは3%弱と中々の高水準、EPS成長率はも約6%とまあまあです。

過去10年間の株価チャート

20160701_1

これは素晴らしい形をしたチャートですね!

こんなチャートをした銘柄ばかりだったらどんなに良いか。

2008,09年はほぼ現状維持で、リーマンショックの影響はほぼ無かったといって良いでしょう。頼もしい限りです!

過去10年間の収益・および配当

20160701_2

こちらは残念ながらチャートのように素晴らしいとは言えないようです。

2014,15年と営業利益・純利益ともに下降しています。

にもかかわらず、株価は上昇傾向なんですね。

現在、マクドナルドは利益率を高めるために、フランチャイズ店の比率を上げる等色々工夫しているみたいです。

株価上昇は、こういった企業努力を買ってのことかもしれません。

あとは後述しますが、自社株買いが大きいのだと思います。

バランスシート(貸借対照表)

20160701_3

流動負債が少ない!いや、固定負債が大きすぎるのか。

負債の合計は、純資産の4倍まで膨れ上がっています。

実は、マクドナルドの純資産は2013年から徐々に減り続けているのです。

13年が160億ドル、14年が128億ドル、15年が70億ドルと、何と純資産が2年で半分以下となっています。

何やったのかというと、財務諸表を見る限り、2年で90億ドル分の自社株買いをしたみたいです。

自社株買いのために資金調達のために負債が増えて、純資産が減ったというわけです。

感想

なぜ、マクドナルドは2年で90億ドルもの自社株買いをしたのか?

推測ですが、それは本業が振るわなかった分、自社株買いによって株主に富を還元するためではないかと思うのです。

自社株買いをすると発行株数が減りますから、1株の価値が高まり、株価が上がりやすくなります。

自社株買いは株主思いの企業ならどこでもやっていることなのですが、ここまで極端な自己株式取得は中々無いのではないでしょうか。

この自社株買いから、マクドナルドの株主を大事にする姿勢を強く感じました。

財務や株価分析してみて、マクドナルドがさらに好きになりました♪

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