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【米国銘柄&株価分析】IBM(IBM)~厳しい状況の中、反撃態勢を整え中

      2016/08/06

米国株分析第七弾、ターゲットはIBM(IBM)です!

企業名もIBM、ティッカーシンボルもIBM!

このIBMに対しても4月下旬に日本円で15万円分、投資しています。

ネガティブなニュースが目立ちがちなこの銘柄の実情は、どうなっているのでしょうか。

IBM銘柄分析

IBMとは

IBMは日本でもおなじみのIT関連企業で、特に個人用コンピューターの発展に多大な貢献をしてきました。

我々が今こうやってPCを使って、趣味なり仕事なりブログを書くなりできるのも、IBMのおかげといっても過言ではないでしょう。

1970,80年代はハードウェアで圧倒的なシェアと多大な利益を上げていたのですが、時代の流れと共に先細りとなり、ついにPC事業は中国のレノボに売却してしまい、いまではソフトウェアやサービス提供の方を主としています。

また、動画配信や人口知能にも力を入れているようで、Ustreamを買収したり、”ワトソン”という人工知能を開発したりと、今の流行りに乗り遅れまいと必死についていこうとする姿勢が見て取れます。

IBM株 基礎情報 (2016年6月24日時点)

ティッカー IBM
株価(ドル) 146.59
市場 NYSE
採用指数 DOW30 / S&P500
業種 IT サービス & コンサルティング
設立年/上場年 1911年 / 1915年
決算期 12月
地域別売上構成(比率%) 米国(37.3)、その他海外(62.7)
PER 11.1
PBR 9.4
ROE(%) 100.96
ROA(%) 11.58
配当利回り(%) 3.62
過去10年EPS成長率(%) 8.19

1911年設立だったんですね。こんな昔から存在していたとは。

PERは11.1倍と結構割安な感じですが、PBRとROEが異常に高いです。

自己資本でどれだけ利益を上げたかを表すROEは、なんと100%超え!!

これすなわち、自己資本以上の利益をたたき出していることになります。

過去10年の一株利益成長率も8.19%で、なかなか良い水準です。

過去10年間の株価チャート

20160626_1

IBMもやはりリーマンショックの影響からか2008年の秋に大きく株価を下げています。

そこから力強く上昇していったのはさすがですが、2012年で頭打ちとなり、2013年から一方的な下降トレンドとなっています。

2012年以降に投資した人から見れば、IBMはあまりいい印象は持たないでしょう。

過去10年間の収益・および配当

20160626_2

1株利益をみると、2014年にがくんと下げているのが分かります。

が、良く見ると、本業の利益である営業利益は2012年を頭打ちとし、翌13年から15年まで下げているのです。

13年はおそらく、何かしら資産を売って特別利益に計上することで、純利益を上げることに成功したのでしょう。

株価はとても正直に反応しており、本業である営業利益が減っていることに嫌気して、2013年以降の下降トレンドを形作ったのでしょう。

1株配当はきれいな直線を描いています。さすがは増配銘柄といった所です。

バランスシート(貸借対照表)

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純資産の少なさが目立ちます。

ROEが100%を超えているのも、この純資産の少なさによるものが大きいのでしょう。

しかし、それを差し引いても、IBMの利益を上げる能力は疑いようがありません。

そうでなければ、ROE100%なんて不可能ですから。

負債があっても安定してキャッシュが入ってこれば、大した問題にはならないでしょう。

感想

見てきたとおり、2013年から今日までIBMは厳しい状況におかれているようです。

ですが、IBMもただ指をくわえて落ちぶれるのを待っているわけではなく、不採算事業であるPC事業を売却したり、これから発展していくであろう人工知能や動画配信といった分野に積極的に投資したりと、態勢を整えている真っ最中のように見受けられます。

それらの経営努力が実を結ぶのがいつになるのか、また本当に報われるのかは何とも言えません。

IBMは過去10年増配を続けており、配当利回りも3%超えと高水準です。

私は、配当を受け取りながら、IBMの業績が好転するのをゆっくりと待ってみるつもりです。

今すぐ株価が急上昇するとは思えないけど、厳しい状況である今が絶好の仕込み時なのかもしれません。

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