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サーキットブレーカーとは?過去も何度か発動

      2016/06/24

今日、中国株式市場が取引開始からわずか30分で取引停止となりました。

大発会となる1月4日に続き、早くも今年2回目の「サーキットブレーカー」発動となります。

また日本においても、6/24にイギリス国民投票の影響により、日経平均先物のサーキットブレーカーが発動となりました。

そこで今回は、ニュースでちょくちょく目にする「サーキットブレーカー」という単語について、まとめてみたいと思います。

サーキットブレーカーとは

相場が予期せぬほど大きく変動した時に、市場の混乱を防ぐための一時的な措置のことです。

取引停止や値幅制限が相当します。

一度取引をやめて冷静に判断しましょうね、といった感じで投資家の熱を冷ます意味もあるようです。

実際に取引停止されると、「サーキットブレーカーが発動された」みたいな記事が出ることになります。

誰がサーキットブレーカーを発動するのか

サーキットブレーカーは取引所の判断で発動されます。

発動には条件があって、それは取引所によって異なります。

海外の多くの取引所が本制度を導入しており、もちろん東京証券取引所もサーキットブレーカー発動可能です。ただしそれは通常の株式市場ではなく、先物取引に限定されます。

(日本の株式市場には安全装置であるストップ安やストップ高があるため、導入されていないようです)

過去に東証は先物市場で何度かサーキットブレーカーを発動しました。

最近では、上海証券取引所が2016年1月1日にサーキットブレーカー制度を導入しています。

つまり、2016年に入ってわずか4営業目にして2回もサーキットブレーカーが発動されたこととなります。

過去のサーキットブレーカー発動例

日本

  • 2001年9月12日、アメリカ同時多発テロによる影響により、日経平均先物の取引停止
  • 2008年9月16日、リーマンショック余波により、国債先物の取引停止
  • 2011年3月4日、東日本大震災の影響により、TOPIX先物の取引停止
  • new!2016年6月24日、イギリス国民投票の開票でEU離脱が優勢になるにつれて株安が進んだため、日経平均先物の取引停止

アメリカ

  • 2001年9月11日~17日の一週間、同時多発テロにより株式市場休場
  • 2010年6月29日、シティグループの株価が17%急落のため、同銘柄に対して値幅制限

中国

  • 2016年1月4日、株価の大幅下落につき中国市場の取引停止
  • 2016年1月7日、株価の急落につき中国市場の取引停止

まとめ

サーキットブレーカーとは、歴史に残る大事件が起きたり、異常なほど相場(株価)が乱高下した場合に、取引制限を行うことで投資家を守る、安全装置の役割を担う制度である、といえます。

日本の株式市場では前述のとおり、ストップ高やストップ安がそれにあたるため、あまりなじみが無い制度といえるかもしれません。

(もっとも先物市場では今後も発動する可能性がありそうです。)

それほど発動頻度が高い制度とは言えないはずなのに、中国は今年すでに二度も発動しています。

これからどうなるかは分かりませんが、ここ4日を見る限りでは今後も中国ではサーキットブレーカーが乱発されそうですね・・・。

2016/01/08 追記

中国市場のサーキットブレーカーは急きょ停止されることになりました。

この制度が株価下落を逆に助長しているのではないか、と判断してのことだそうです。

今年から新たに導入した制度が5営業目にして中止になるとは、まさに朝令暮改ですね。

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