81年生まれが投資による資産運用を真剣に考える

一個人投資家の資産運用実践記。月1で資産状況公開中。目標額は大きく1億円!

*

MSCIエマージング・マーケット・インデックスが気に入らない二大理由

   

今年に入ってから徐々に新興国株に対する疑念が膨らみ始め、今月ついに毎月の積立から新興国株を外しました。

以前、なぜ新興国株が信頼ならないかを記事にしました。

予想以上に多くの方がこの記事を読んでくれたようで、本ブログの中でもトップレベルの人気記事となりました。

お読みくださった皆さま、本当にありがとうございます!!

さて、今日は予告通り(?)新興国株を取り扱うインデックスファンドの多くがベンチマークとする、「MSCIエマージング・マーケット・インデックス」についてお話しします。

そして、なぜこの指標が気に入らないのかもご説明します。

MSCIエマージング・マーケット・インデックスとは

「MSCIエマージング・マーケット・インデックス」は米MSCI社が提供する株式インデックスで、上述のとおり、多くの新興国株インデックスファンドがこれを指標としています。

主に以下のインデックスファンドが連動を目指しています。

  • eMAXIS 新興国株式インデックス
  • SMT新興国株式インデックスオープン
  • 野村インデックスファンド・新興国株式
  • インデックスF海外新興国株式

ちなみに、先進国株インデックスファンドの多くは、同じ米MSCI社の「MSCIコクサイ・インデックス」を指標としています。

総じて新興国株インデックスファンドは信託報酬が割高な傾向があります。

最安で、「インデックスF海外新興国株式」の0.594%(税込)です。

先進国株最安の「たわらノーロード先進国株式」が0.243%(税込)なので、およそ2.5倍もかかってしまう計算になります。

なぜMSCIエマージング・マーケット・インデックスが気に入らないのか?

タイトルの通り、MSCIエマージングが気に入らない理由が二つあります。

二つだけかよ!?というツッコミが聞こえてきますが、この二つが全てです。これ以上無い正当な理由と考えます。

その二つとは・・・

  1. 構成が気に入らない
  2. パフォーマンスが気に入らない

順番に見ていきましょう。

1.構成が気に入らない

MSCIエマージングは、複数の新興国から構成されている指標です。

比率は以下となります。(モーニングスターのサイトから拝借)

20160223_3

どうでしょうか?

中国、韓国、台湾・・・約半分がアジアです!

ちょっと偏り過ぎじゃあないでしょうか?

MSCIアジア・マーケット・インデックスと改名してもいいぐらいです。

中国の約20%は理解できるのですが、韓国が15%も占めているのがどうしても納得できません!

韓国は日本以上に厳しい高齢化社会が待っており、その将来性は微妙なところです。

正直上積みを期待できません。

そんな国が15%も占めているのは、ちょっとどうかと考えてしまいます。

2.パフォーマンスが気に入らない

百聞は一見にしかず。

MSCIエマージングとMSCIコクサイの、過去5年間のパフォーマンスを見比べてみて下さい。

MSCIエマージング・マーケット・インデックス

20160223_1

MSCIコクサイ・インデックス

20160223_2

MSCIエマージングの過去5年間のピークは、なんと2011年5月!!

この間、中国が世界をけん引するだの、これからはブラジルが熱いだの、あれだけもてはやされていたにも関わらず、このザマです。

先進国株のMSCIコクサイは見事な成長を見せています。

投資家はこのような成長を期待して投資を行っているはずですが、MSCIエマージングはむしろ下がっていますね。

では、景気が冷え込んだ場合はもっと低迷するのでしょうか?

過去から未来を全て測ることはできませんが、参考にはなります。

今後MSCIエマージングがMSCIコクサイを上回るパフォーマンスを発揮する局面がやってくるなんて、とても想像することが出来ません。

まとめ

以上、私がMSCIエマージングが気に入らない二大理由、

  1. 構成が気に入らない
  2. パフォーマンスが気に入らない

でした。

あえて言いましょう。

カスであるMSCIエマージングに投資価値は無いと!

前回に引き続き、言葉がややきつくなってしまって申し訳ありません・・・。

記事執筆にあたり、やっぱり新興国株は不要だと再認識しました。

もう二度と、MSCIエマージングに連動するインデックスファンドを購入することはないでしょう。

 - 投資について考える